大笹の弁天様 と 笹工房
この一週間、仕事の関係は充実していたものの、プライベートの方はボロボロだったと言える。やはり、私は弁天様を怒らせてしまったのだろうか?英美子と一緒に、お詫びに行ってくることにした。
弁天様への道は、初めのうちは歩道っぽくなっているのだが…
突然、絶壁の岩壁が立ちはだかる。ガーン。
とはいえ、人が定期的に来ているらしく、なんとか行ける道ができている。
切り立った断崖に挟まれた陸の孤島。英美子も、こんなところがあったのかと、驚いていた。
孤島は吾妻川側も絶壁。アカマツの根元にあったのは恐らくシモコシ(キシメジ科キシメジ属)。秋に発生するきのこのはずなのだが、どうして?
陸の孤島の裏側に、なんと弁天様の社がある。古いいわれの残る、霊験あらたかな弁天様。
弁天様のすぐ隣にあるのは、クリかと思っていたらコナラだった。コナラの萌芽更新大木であった。これだけ立派なものは珍しいと思う。「弁天さまの手」と名付けよう。
ここから見上げる孤島の絶壁もたいしたもの。
トキイロヒラタケ(ヒラタケ科ヒラタケ属)は、若いうちなら食べられるという。見た目では傘表は少し古そうだが、傘裏の鮮やかさはまだ失われていない。帰ってから料理に取り掛かろうと思ったら、肉が繊維化して包丁がなかなか入らない。傘の半円形が崩れてきたら、やめた方が良さそうだ。
陸の孤島からもう一度吾妻川を観る。かなり多くの樹木の林冠が観察できる。そうか、ここは春の野鳥観察に最適な場所なのかもしれない。
帰り道は別のルートで。英美子も頑張ってついて来てくれる。ヨッコラショッと。
弁天様に英美子を紹介し、私も懺悔できて一安心。帰りに気になっていた謎の工房「笹工房」様にお寄りした。しかしどなたもいらっしゃらない様子…。
つるで編んだ篭は2,300円。
トナカイの角部分は、翼のあるニシキギの枝を使っていた。他にもクマの置物、鳥の巣箱などがあった。私と趣味が合いそうな笹工房さん。次回はぜひお目にかかりたいものです。