嬬恋村自然体験学習プログラム キャベツ植付体験、鎌原散策、愛妻の丘、バラギ湖夕涼みウオーク 編



昨日の様子。千葉県の中学一年生御一行様をタイトルの通りに村内をご案内した。盛りだくさんの内容だが時間はゆったり取ってあり、いい内容のプログラムだった。


  


今年のキャベツ植え付け体験圃場は田代で。去年あんなに時間がかかったのが嘘のようにスムーズ。
今年からは手洗い用の水は役場の給水車ではなく、私たちがポリタンクに入れて持って行く。たくさん用意したのだが、基本軍手を履いていたので生徒の手は汚れておらず、案外水の量は使わなかった。151名で40ℓ位。ただし、蛇口は多くないと厳しい。




  


その後、鎌原集落へ。予定よりもずいぶん早くついてしまったので、私は予定にはない大回りコースで歩くことにした。このコースだと里山の畑の中を歩くことになり、朝の農業体験が生きてくる。
田んぼのオタマジャクシ、カエル、カニなどにはとても興味を示す。




  


昼食は鎌原多目的センターでくろこ汁+山菜おこわ。ちょうどじゃがいもの研究をしている生徒もいて良かった。




  


海野農園代表、海野西五郎さん。くろこはどういうものなのか、そして戦国汁という名前にした理由、最後に人間には土が一番大切なんだよ…とお話しされた。
そして鎌原一のパワースポット、鎌原観音堂へ。みんな、お願い事は用意してきたかな?




  


愛妻の丘では、甘〜い気持ちになって家族に感謝のレターを書いてもらうために、スイーツとハーブティーを用意。
今年のスイーツは、キャベツメロンパン。大嶋知美さん苦心の作品だ。




  


若い男性の先生が、勿体ぶりながらも妻への愛を叫ぶ。それに触発されたのか、何人かの生徒は思いを言葉にして叫んでいた。こいういうことがありな方針なのがうれしいところ。




  


この前の鎌原観音堂と郷土資料館、鎌原集落散策では、がっちりお勉強形式にして頭を疲れさせておいて、この広々とした愛妻の丘で解放してやるのがいい流れ。走り回っている。




  


最後に、バラギ湖を夕涼みウオーキング。ここまでやると生徒との関係もかなり親密になる。
湿原の最後で、オオヨシキリがつがいで現れてくれた。


2日間、さんざん嬬恋村を感じた自然体験学習プログラムもお終い。あなたたちに「地球と共に生きることは、とても心地良いことなんだ」…という心が根底に芽生えてくれれば、私たちは本望です。

いつか大人になったら、また嬬恋の風にあたりに来てください。