夜行性のツバメ



夕食は、みんなでラーメンを食べに行くことに。食べ終わった後、外に出ると看板の前を黒いものが何度も横切る。最初「ああ、コウモリか」と思ったが、よく見るとツバメだった。

ツバメは昼行性のはずなので驚いた。ツバメは恐らく、日本では人間の稲作文化と共に生き、木造建築となり軒下が生まれてからは軒下に巣を作り、人間の加護の中で外敵から逃れて生きてきた。だから、軒下で安心して寝るのがツバメの適応進化ぶりなのだ。しかしネオンが生まれてからももう何十年も経過している。その中で、ネオンの下のほうが餌となる昆虫の獲得がしやすいことがわかれば、それに適応した種に分化することもあるだろう。

夜行性のツバメ、都会ではこういう姿は珍しくない現象が起きているのだろうか?