クリスマスリース作りと本物のハーブティーを知る飲む楽しむ



実に長いタイトル名となってしまったこのイベント。イベント名のつくり方に関しては、私はセンスはたいしたことないなー。

まずは蛯名葉子さんから今日の作業の説明をうける。竹でできたリースの土台に、ホットグルーガンドライフラワーをくっつけていく。

今日用意していただいた千日紅は6色。微妙な色の違いは積む時に仕分けしているとのこと。これにもう一種、コメツガの松ぼっくりを加えて7種類。さすがは万座で活動してきた蛯名さんらしいアイテムだ。

では早速作業開始。どんなリースができるかな…?


  


黙々と作っていく皆さんの様子。他のリース作り教室では、材料に制限があって思うように作れないこともあるそうだが、蛯名さんの場合は材料を全て自分で栽培・作製・調達しているので、好きなように使わせてくれる。失敗したら、取ってしまっても良いのだ。ありがたい。

皆さん、思い思いの形に仕上がってきた。


  


皆さん先にイメージを作ってきたらしく、時間内にだいたい終わったようだが、私は何も考えずに来てしまったため時間オーバーとなってしまった。

とりあえず、茶色、白(クリーム)色、薄紫色と順番につけていき、最後の薄紫色のところを紫色で巻いてアクセントにしてみた。初め、花(球果)を3列ずつ付けていったのだが、良く考えると内側と外側の接着面積が違うので、すぐにバランスが狂ってきた。早く気がついて良かった。

リボンは、色だけ自分で選び、つけるのは難しいので蛯名さんがやってくれた。まあまあ、品のあるリースが出来た。満足満足。


  


午後からはハーブの勉強会。午後の講義の前に、参加者に唐辛子をプレゼントしてくださった。

ずらっと並べた今日のハーブはドライハーブ10種、フレッシュハーブ4種、そしてハーブ酢1本。

ハーブ講義が淡々と始まった。蛯名さんは元々、あんまり身体が丈夫では無かったそうだ。それで、自分の体質を改善するためにハーブの使い方を研究し、マスターしたのだという。


  


まず、このハーブ酢はダークオパールバジルとステビアを漬け込んだもの。これを普通に料理で使っている。少し飲ませてもらったが、まろやかな味がする。酢なのに飲めた。

他には、

ローズマリー、セージ、タイム、にんにく、唐辛子をオリーブオイルに1ヶ月以上漬け込んで使う、作っている最中にガスが発生するので途中でガス抜きをしてやる。
フェンネルは魚料理に合う。
・デルとフェンネルは駆風作用がある。
ローズマリーは肉料理に合う。冷風に弱いので軒下で栽培した方がよい。
・タイムも肉料理に合う。
・クールミントとレモンバームは胃の調子をよくする。
レモングラスは情緒不安定、ビタミンC補給、疲労回復に効果がある。
ステビアは抗酸化、女性ホルモン活性化、ガン細胞を抑える働きをする。
・肌が荒れる人、乾燥肌の人はグリセリン液にローズマリーを浸して使うと良い。化粧水にもなる。

いろいろとあってとてもメモしきれなかったが、実際使っている人の話は説得力があってありがたい。

体調をよくする万能のブレンドとして飲ませてくれたのは、アップルミント、クールミント、レモンバームレモングラスステビア草の5種類のブレンド。あー美味かった。


  


今回のイベントは、日にちが日曜日だったことと、会場が展望所だったことで、資料館に入館した人がかなり覗きに来てくれた。おかげさまで、リース作りも飛び入りで参加者が1名あったし、ハーブティーも何人も寄ってくれた。これは、とても宣伝になるし、当日のご新規ゲストを獲得できるのはラッキーなことである。

ハーブのほうも、ダークオパールバジルとステビア草のセットをお土産に用意してくださった。

最後に自分のリースを持って、はい、チーズ。とてもまとまったイベントだった。


  


そのあと、講師の蛯名さんのお店がすぐ近くなので、その他の作品を見に行くことになった。

見たことのない素材がたーくさん。しかし、これはみんな蛯名さんが自分で育てている植物。みんな、こんな植物が嬬恋で生育することができることに驚いていた。

動物の毛皮のように見えるフサフサしたものも、みーんな植物。興味ある人は、蛯名さんのお店にぜひ一度寄ってみてください。

葉菜紬(はなつむぎ) 蛯名葉子
〒377-1724 嬬恋村鎌原1004-18
TEL0279-97-3339