龍王大神様 参拝

1年前にこの日記を読んだ人なら覚えているかも知れないが、太融寺付近に水神様を奉った社があり、御神体イチョウの老木。道路にあるのに何故か伐られない、伐ったものに災いが起きてしまうコワーイ恐い神様。20年前に聞いた話だと、道路工事の際にこの樹を伐ろうとチェーンソーを使ったら、刃が折れて自分の首に刺さって死んだとか、また最近聞いた話だと、伐ろうとした者がどうも気が乗らず、「今日はやめて明日にしよう」と仲間二人を誘って一杯屋台で飲んだら、いつの間にか動かなくなり、店主が「お客さん、看板ですよ」と肩をたたいたらもう死んでいた…とか、すげー恐ろしいたたりを持っている神様なのだ。おお、恐い。

その神様に、昔やんちゃをしたことがある。昨年、この樹医養成セミナー(2級)受講の際に侘びを入れにきて許してくださったはずなのだが、南森町まできて挨拶しないわけにもいかない。女性限定サロンで施術できたのも、竜王大神様の呼びつけだったのではあるまいか?

今回は渡辺さん提案のワカメと、得意の白鶴、そしてビーフジャーキーをお供え…というか、恐縮だが一緒に一杯やる形式でご挨拶してきた。なんだか最初は機嫌が悪く見えた。しかし、最後は「いいよ、もう好きにやりな」と言ってくれたように感じた。

一つ気になったことは、このイチョウは雌木だったようだ。実がいっぱい成っている。そうか、女性の神様だったのか。女性に対して、いろいろと気をつけなさい、ちゃんとしなさいと警告してくださったのだろうか?!