草軽電鉄廃線跡を歩くエコツアー研修会



当協会員向けのエコツアーガイド研修会 - 草軽電鉄廃線跡を歩く - を実施しました。
http://ecotourism.or.jp/training/etg-tr-kusakaru01.html


草軽電鉄廃線跡を歩く
http://ecotourism.or.jp/kyuseki_haisen/kusakarudentetsu.html


今日の研修会のポイントを写真で紹介します。



  


今日は柳川を横断するルートで歩いてみます。ライジングフィールド軽井沢の施設を横目に進みます。おや、キャンプ場のトイレが綺麗になっていますね。



  


林道から廃線跡へ。うーん、7月の森林セラピーコースに使いたいのですが、ちょっと藪が深いですね。鬱蒼としていてあまり癒されません。天気によりますね。





湯川の支流、柳川。ここを渡る柳川橋梁の橋脚は草軽電鉄軌道敷では最も高さがありました。



  


橋脚の間を通って対岸へ。





やはり、この位置からが残存する橋脚が最も良い画で撮れますね。



  


次に、給水橋へ近づきます。この時期なら、まだ来れますね。



  


川床いに降りてみます。昨日からの雨でも、増水はしていない様子。





給水橋の橋脚は柳川橋梁ほど高さがありませんが、こちらの方が数が多く残っています。



  


川を渡って対岸へ。ここは靴が濡れないように対策が必要です。こちらから見ると、カーブのある橋脚だったことがよく解ります。



  


公衆トイレの状況をチェック。白糸ハイランドウェイ小瀬入口にある看板はよく解りません。「天明三年(1783)|享禄四年(1532)」と地層を表現していますが、その間、251年間分の地層はどうしたんですか?!



  


北軽井沢観光協会へ。ちょうど浅井会長がいらっしゃり、お声をかけてくださったので、「北軽井沢アサギマダラの里構想」をお話ししておきました。お伝えできて良かった。北軽井沢駅舎、公衆トイレをチェック。



  


浅間大滝付近の軌道敷跡、付近の小川を渡った橋の石垣をチェック。かなり崩れてきていますね。



  


神社の前を通っていて、神様に挨拶しないわけにはいきません。なんて言いながら、栗平浅間神社にはきちんと参拝したことがありませんでした。昼食場所に良さそうですし、見学参拝させていただきます。



  


おお、これは立派な石燈籠じゃないですか!参道の階段も雰囲気がいいですね。



  


自然石と苔が感じの良い参道を登ると、手水舎があります。この水がどういう仕組みか解りませんが、湧き水だそうです。飲んでみると、冷たくておいしい!
古川さんによれば、北軽井沢あたりの湧水は浅間山の伏流水でもあり、鉄分が多い水となるのだそうですが、硬水はコーヒーを落とすと旨いので、今度やってみようと思います。



  


綺麗な拝殿、ご神木のイチイ。ここでお弁当を食べたいですね。



  


芦生田に残る橋脚跡。ここでは石積みの内部を見ることができます。



    


最も長かった橋梁は吾妻川橋梁。その先、三原の町を歩きながら、草軽電鉄の遺構を探します。



  


電車から見える民家の蔵に「仁丹」の看板が。ご主人がいろいろと当時の話をお聞かせくださいました、本当にありがとうございました。



  


三原集落で最も古い阿弥陀堂だった建物にも、仁丹の看板が残っています。とても古い木造建築物です。



  


三原のスイッチバック跡。非常に複雑な石垣です。その石垣よりももっと古いのがこの水路。なんと仙之入から引いているのだそうです。



  


そして嬬恋ランドリーへと続く今の道を交差する脇道が、実は昔の県道だったそうです。なーるほど。



  


この辺りでは、非常に大きな土砂崩れもありました。それは明治43年8月、草軽電鉄の時代のもっと前のことです。



  


旧県道(国道?)を登っていくと、嬬恋村初代村長篠原仙吉さんの家があり、向かいには旧郵便局があります。おや、ペンキを塗り直したのですね。個人で歴史文化を守っている篠原様には頭が下がります。



  


明治屋旅館の駐車場から見た三原風景。ツアーの終わりには、味の良さでは嬬恋村で最高?の清水法水をいただきます。水の味にはうるさい古川さんも納得の名水でした。






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