天狗岩神社の社殿を探す



先日、長野原町役場の“うらやま”にある「天狗山神社」を訪問しましたが…


天狗岩神社(2014年5月5日の記事)
http://d.hatena.ne.jp/akagi39/20140505/1399463373


どうも、以下の公式HPのTOPページムービーと、鳥居や社殿の様子が違っています。


火幸恵悪火鎮災祓給 天狗岩神社(公式HP)
http://www17.plala.or.jp/tenguiwa/index.html



なぜ?





しかも、公式HPの地図には、神社の所在地が、先日、訪問した社とは違う位置に記されています。つまり、あの赤い社は本来の神社ではなかったということです。一体なんだったのでしょうか?


天狗岩神社が吾妻の歴史伝統文化等に深く関わっているとは思えませんが、それでもここまま放ったらかしにはできません。再度、この地図の通り、歩いてみることにします。



    


長野原町役場前の駐車場に車を置き、JRバス関東向かいの路地に入っていきます。火災があったまま放置している民家があるのは宜しくないですね…



        


十二坂を登ります。イメージでは「赤い鳥居の近くにある」と思っていたので、いつまでも左側に脇道が出ないのが不思議です。



  


ようやく現れた、荒れた脇道、期待しましたが、すぐに行き止まりになってしまいました。



  


とうとう、長野原城址登山道入口まで来てしまいました。しかし、この看板。天狗岩神社がどこにあるのかさっぱりわかりません。



        


こうなれば、まだ行ったことのない道、六合方面へ直進するしかありません。しかし、行けども行けども森ばかり…



    



諦めて戻ろうとした際に、何か右手の山から呼ばれたような気がしました。ダメもとで古い伸縮門扉の中を上っていくと、おお、石鳥居があるじゃないですか!





やっぱりありました。天狗岩神社が。



    


この形は明神鳥居です。毎年4月17日には春祭りが行われているらしいのですが、しめ縄の紙垂が散らかっていますね。





こぢんまりしていますが、シンプルでセンスの良い社殿です。



  


中を覗いてみると、天狗様がいらっしゃいました。天狗に(高飛車に)なりやすい私の心を戒め導いてくださいますように、彌紘とその母が無事で健やかに育ちますように、とお祈りしました。



  


天狗岩神社奥への尾根は道が続いているようです。ちょっとだけ行ってみると、



  



送電鉄塔がありました。この階段材は、羽根尾城址にも使われていたものです。なるほど、この階段材は登山道にではなく、東電の作業用の階段に使われていたものなのですね。


ということは、羽根尾城址へは、南側からではなく、北側からしか道はないことになります。今後訪問する時は気をつけるようにしましょう。






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