夜の自然探索ツアーガイド (バラギ湖にて)
5月3日と5月5日は、嬬恋村バラギ湖にある無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場様より「夜の自然探索ツアー」のお仕事を頂戴いたしました。数時間前には現地入りし、ざっと下見をします。
ふむふむ、まだ芽吹き前とは言え、動物の痕跡はまあまあありますね。食痕、糞、足跡…
わーっ、青色のザゼンソウ!新種か? なーんつって。アルビノと呼ばれる色素の抜けた突然変異体をアオザゼンソウといい、どこにでもあるそうです。あ、小川にヤマメが…そういえば、ザゼンソウって毒があるって言いますよね。ザゼンソウだらけの沢で、ヤマメは大丈夫なんでしょうかね?
ヤナギの樹皮が、水を吸い上げ柔らかくなってきました。もう紐として使えそうです。何して遊ぼうかな…
おお、やっと見つけた、バラギ湖の主・ハルニレの巨木です。
よーし、みんなを連れてくるから、よろしくね!
19:00、夜の自然探索スタートです。始まってから間もなく、シラカバの木に空いた穴を観察するとアカゲラが!皆さん、超ラッキーでしたね!でも、アカゲラにとってはかわいそう。皆さん見ましたね、じゃあ、静かに退散しましょう…
アカマツの葉の匂い、とても良かったですね。そのアカマツの中で子育てしていたのは、何でしたか?
路上で、光る目を発見!こいつはアズマヒキガエル。やっぱり野生動物は夜の方が出てくるんですね〜
♂2匹に♀1匹。大人の事情があるんですね…
今回の参加者は、ほとんどが小学校低学年の子供達。ところがネイチャー赤木は甘やかせません。「こわいよ〜」「もう帰りた〜い」なんて声は普通です。でも最後には、たくましい野生児になって、無事にご両親にお返しいたします、ご安心くださいませ。
バラギ湖での夜の自然探索、やっていて楽しいです。クセになりそうです。