浅間園 鬼押出し溶岩と浅間嬬恋高原鑑賞スノーシュー
群馬県国際戦略課様から、「浅間山」に関われるようなコースで、約2時間で案内できるスノーシューツアーをやってほしい…とリクエストをいただきました。
小浅間山スノーシュー、浅間牧場スノーシューなどのご提案の中から、お選びいただいたのがこの浅間園スノーシューツアーです。冬期は浅間園様が閉鎖しているのですが、群馬県の国際宣伝の趣旨に賛同して下さり、特別にこのスノーシューツアーが実現となりました。
そんなことで、橋詰さんにはお家に飾ってあった門松を持ってきてもらいました。は? ← 後でわかります。
今回のお客様は「ぐんまのいいとこ伝え隊」ご一行様。県内大学の外国人留学生15名と日本人学生5名の計20名を隊員に任命し、群馬の観光スポットやおいしい食べ物を体験してもらい、その感想をWEB上で母国語により情報発信してもらうことで、クチコミにより海外に向けて群馬のイメージアップを図るという事業です。アジアの方々、特に中国の方が多かったです。
ガイドは私と橋詰将太さん。2班に分かれて、スノーシューを履いて、
橋詰さんにはスタート前に、日本の文化「門松」や「正月」についてお話をしてもらいました。もうすぐ「どんどん焼き」ですし、その手の話題は豊富です。門松は、こういうことで使いました。この間に、私たちの班は先に進みました。
いつもここでやるコーラ噴火実験は、今回、炭酸飲料をコーラではなく、スプライトにしました。ここはたくさんの方が雪遊びに見えるところです。コーラで雪に色が付いてしまったら、事情を知らない方は気分台無しですものね。
スプライト噴火実験のあと、マグマの上昇による減圧、水の気化、体積の膨張…など、軽石や噴火についてのことをお話しました。
とやっている間に、先発の私の班は先に進んでいます。ヤドリギの木の前にいました。
半寄生植物「ヤドリギ」なんて、じっくり見たこともなかったことでしょう。そしてクリスマスの日、この木の下で出会った男女は、キスしなくちゃならないんですよ?!
どうですか、この景色は!
ここには昔、湖があったんです。ほらあそこ、皆さんが10月に訪問した、草津温泉ですよ。
ここからはしばらく日の当たらない溶岩地帯を歩いていきます。こういうところに強いのがシャクナゲ。ここでは植物の話をしました。赤道付近で生まれた花をつける植物、日本にやってくるまでに得たものとは…? ヒカリゴケはなぜ光っていない? などなど。
日陰エリアを出ると、また急激に明るくなり、景色がドーンと開けます。
思わず、記念撮影したくなります。スノーシューって、面白いですね!
岩の隙間に、表面霜が発生しています。手を入れて見ると…?
後ろの班がそんなことやっている間に、私たちは展望台で鑑賞&記念写真会です。
浅間山と太陽が見守る中、後ろの班がやってきました。鬼押出し溶岩流の全貌が見えます。ここで、少しだけ浅間山の形成史をお話しました。
でも、お話聞くよりも記念写真の方が大切ですね!
先発隊は折り返し、ここで記念写真です。
仲良し二人組でハイ、チーズ。いや〜あっという間の2時間でしたねー。
最後に、私たちの班もテンの足跡が続いている岩穴に手を入れてみました。ほんのり温かい…かな? あっ、それは触っちゃいけないのに! あーあ、テンは目立つところにう○ちをするのです。
階段は慎重に下りましょうね。ゆっくり、一歩一歩…
なーんて言っていたばかりなのに、すぐに裏切るのが私のエコツアー。ここは、立ったまま滑り降りていただきます。うーんやはりスキースケートに親しんでいないと難しいみたいですね。
そして、群馬県庁のIさんが見本を…のつもりが!?
この後、Iさんが真っ白になったのは言うまでもありません…
ぐんまのいいとこ伝え隊 宿泊研修(群馬県庁HP)
http://www.pref.gunma.jp/07/c3600239.html