2014 初詣



今年の初詣は、どこの神社に行こうかな〜と思っておりましたが、母さまに伺ったところ、若い頃、川戸神社に初詣に行ったら行列で凄かった、それこそ何キロも人が並んでいた…


なんて仰るものですから、今年はどこか有名な神社に行くのではなく、地元東吾妻町の神社で初詣することにしました。しかし、いきなり川戸神社に行くのではなく、先に小池家の氏神様である、大宮巖鼓神社にお参りしてからにします。



  


朝食を食べてから、朝9時頃、大宮巖鼓神社に到着。社頭にある赤い鳥居は明神鳥居、境内にある石の鳥居は台輪鳥居というそうです。


(参考)鳥居の分類
http://www.geocities.jp/miniuzi0502/torii/Tbunrui.html



  


境内で、昨年の達磨や注連縄、松飾りを集めていました。門松や注連縄は歳神様を出迎えるために飾られる訳ですが、これをどんどん焼きで焼くことによって炎と共に見送る意味があるそうです。でもあれ?大宮巖鼓神社では、もう集めるんですね。15日どんどん焼きの日に各家から持ちよるんじゃないんですね。


私の大好きな、しっかりと根が張った、樹高40mはあろうかというケヤキ御神木も元気です。





大宮巖鼓神社拝殿。今年初めての参拝です。パン、パン。1月1日、元旦の冷えた朝、厳かな神社の空気をさらに引き締めてくれます。柏手の響くこと。参拝者は他に誰もいませんでしたが、お陰さまでお参りに集中できました。今年もどうかよろしくお願いいたします。





次に、川戸神社へ。おお、松飾りならぬ杉飾りですね。神社境内の杉ですかね?



  


なるほど、入口の鳥居(台輪鳥居)の前にこんなデコレーションを…。こういうの初めて見ました。そして9時半だというのに、人が並んでいます。大晦日から元旦に明ける深夜は、結構行列していたのかも知れませんね。





世界の平和と、小池家及び浅間・吾妻エコツーリズム協会の末長い発展を祈念しました。



  


向拝下彫刻の「鳳凰」、目貫彫刻の「龍」はまるで生きているかのよう。そういえば龍の上には「波に鶴」というものもありました。



  


しかし、神社としてはそんなに大きくはありません。ご祭神には「吾妻太郎行盛」の字があります。こんなに流行っているのはさすが岩吾城があった東吾妻町、吾妻太郎行盛氏を慕う人が多いのでは…?



  


と仮説を立て、たまたま授与所にいたT先生にお伺いしたところ、そういうことではなく、「この辺りでは、初詣の飾りや大きな授与所でお守りの頒布等を行ったのは川戸神社が最も古く、歴史があり地元の人たちに定着しているから」だそうです。拝殿横に設けてあったお持ち帰り自由の福笹は、大宮岩鼓神社にはありませんでした。他はどうなのかな…? 調べてみたいところです。




ところで、神社で取り扱っているお守りやお札は、「売る」「買う」と言ってはいけないそうです。神社や寺院は宗教法人で、宗教法人法ではお守りやお札の取り扱いは宗教活動の一環でであり、収益事業では無いそうです。だから非課税なんですって。まあ非課税はいいとして、収益事業ではないので「売る」や「買う」等は適切ではなく、一定の金額を納めることで「授与」して頂いたり「頒布」して頂く…というのが適切なのだそうです。


だから神社にあるのは「お守り売り場」ではなく、「授与所」なのだそうです。これって、一般の人はあまり知らないんじゃないですかね?私も今回初めて知りました。神職の方や熱心な信者の中には、売り場と言うと怒る人もいるそうですから、気をつけた方がいいかも知れませんね。





今年は、岩櫃山岩櫃城イベント、私もがっちりとサポートする所存であります。吾妻太郎行盛様、ぜひ力になってくださいませ!何卒よろしくお願いいたします。






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