東吾妻町にエコツアー素材を探しに その2 (中之条町、吾妻渓谷〔東吾妻町側〕、岩櫃山など)



引き続き、東吾妻町のエコツアー素材を探します。そうそう、寄ってみたかったレストラン、モアザンに寄ってみました。


中之条町 モアザン http://www.morethan.jp/




  


予想通り、売店があります。おや、なかのじょう里山テーマパークの吉田さんのところのズッキーニが売ってあります。やはりお仲間なのですね。


中之条町 よしだ農園 http://park19.wakwak.com/~ecofarm/




  


いろいろと名物があるようですが、中でもこの中之条シュッキーは群馬県推奨品として、知事から推奨状をもらっています。口に入れてみると、なるほど、シュークリームのようなクッキーです。初めての食感で美味しかったです。




  


このツクリモノも、どこかで見たことがあります。「苦難去る」1,000円。

台は難を転じるとされる南天の小枝を用いています。九(苦)匹の猿(去る)と南天(難を転じる)縁起物として喜ばれています。(唐澤農園)


美味しそうだったのでシュークリームを2つ、エクレアを1つ、イチゴケーキを1つ購入しました。





通り道なので中之条町の桜も鑑賞しました。

林昌寺のシダレザクラ中之条町指定天然記念物)
目通り約3.8m、樹高約16。林昌寺のしだれ桜は、境内の観音堂と鐘楼の間にある古木です。年々見事な花を咲かせ、観光名所になっています。本堂・庫裡(くり)の大伽藍と、山門(1736年〜1741年建立)・鐘楼(1684年建立)が満開のしだれ桜によく調和しています。



  


シダレザクラの前でモアザンのスイーツを…しかしシュークリームを食べ始めでタイムリミット。…移動の車の中でいただきます。




  


昼食は長野原町大津の「村上家釜めし」へ。定番の山菜釜めしを注文。




  


おこげがありがたかったです。ごちそうさまでした。
さて、車に乗って移動しようと思ったら、ノラ猫がセブンイレブンのゴミ箱に興味津々です。







あ〜あ €=(´Д`)




  


さて、今日は吾妻渓谷の東吾妻町側を歩いてみるのも楽しみにしていました。いつもは長野原町川原湯温泉駅に車を止めて、松谷トンネル・鹿飛橋を渡って戻ってきてしまうのです。この、東吾妻町の駐車場から出発し戻ってくるコースを歩いてみます。
今日はダンコウバイが満開でした。




  


吾妻渓谷の下流の方は、谷が開けているので、川床の様子を鑑賞できます。「吾妻川の河床はグリーンタフだ」とよく耳にします。

グリーンタフ(英: green tuff)とはWikipediaより)
凝灰岩のうち緑色〜緑白色〜淡緑色を呈するもののこと。日本語で緑色凝灰岩(りょくしょくぎょうかいがん)ともいう。

特に日本では、日本海側〜北海道東部にかけて、新第三紀中新世の海底火山活動による火山岩が大量に存在し、そのほとんどが緑色を呈するため、「グリーンタフ」といえばこれを指すことが多い。この場合は凝灰岩だけでなく他の火山砕屑岩や溶岩も含まれる。

緑色を呈するのは、岩石に含まれる輝石・角閃石などの鉱物が熱水変質により緑泥石(粘土鉱物の一種)に変化したためである。


はい、わかりました。ではあれがそうなのでしょうか?でも、くすんだ緑色で、灰色がかっていますが…




  


しばらく歩くと、ベンチが置いてあります。「白絹の滝」だそうですが、樹木が込み合っていて滝がよく見えません。名前もいいし姿も端麗で美しい滝です。ぜひ、見える様にしてほしいと思いました。樹木の下枝を伐るとか…谷が急で作業するには危険かな?




  


1962年3月7日の消防車転落事故の慰霊があります。このあたりの渓谷は何か美しいものがありました。引き込まれたのかな?





この先にあるのが樽沢隧道で、最近は樽沢トンネルと言われています。全長約7.2mで日本一短い鉄道トンネルです。山の出っ張りを掘り抜いたもので、JR吾妻線岩島駅川原湯温泉駅間にあります。




  


日が当たるところはもうミツバツツジ(ムラサキツツジ)が咲いています。そしてこの時期、キブシの穂状花序がよく目立ちます。







あ、濡れると緑色だ。グリーンタフだ。(´c_`)ホー




  


屏風岩と言われる岸壁を過ぎると、渓谷トンネルです。







そして、ここから見る対岸の大きな岩山、これが布袋岩といいます。言われてみればなるほどです。





参考:浙江省杭州市飛来峰石窟造像群中の布袋像(Wikipediaより)




  


鹿飛橋あたりです。ここからは渓谷の断崖がよく見えます。先程と同じ岩…ほとんどグリーンタフのように見えます。





上流に引っかかっていた枯れ木、今年はもう一本増えていました。





吾妻川の川面をバックに撮れるところがようやくありました。ブルーの川色にミツバツツジの紫色がよく映えます。だからムラサキツツジと呼ばれているのでしょう。




  


鹿飛橋を渡り、ここからいつもとは違う道、東吾妻町の方へ進みます。登山道は狭いです。




  


ジグザグに登って行く折り返し地点にある岩塊が、布袋様のが背負っている大きな袋に見立てられています。
登山道に手すりが出てきました。そして枝が散乱しています。




  


ここは車道(旧国道145号線)よりも高い場所に来ていますが、それでもやはりグリーンタフのような岩が転がっています。この岩壁もグリーンタフなのでしょうか。




  


落ち葉で埋まった登山道。夏もこのままなら、とてもお客様を連れては来られません。
エイザンスミレはどうして他のスミレと著しく葉の形状が違うのでしょう?





途中で見つけた気分のいい高台。これが若葉台と言われているところなのでしょう。




  


しかし、その後は鬱蒼とした、手入れの行き届いていないスギ林になります。




  


沢を渡ると、十二沢パーキングです。




  


車道を横断して、また遊歩道になります。







スギ−アカマツの育成混交林です。針葉樹同志の混交林もあるのですね。




  


たびたび、車道にでる道です。




  


炭焼き小屋を右に見て、吾妻川にかかる橋を渡ります。結論として、東吾妻町からの吾妻渓谷ハイキングコースは長野原町側ほどの整備はしていないことが解りました。東吾妻町にとって吾妻渓谷はあまり売り線の観光素材ではなかったのですね。了解しました!




  


さて、次は矢倉のあたりの畑で、岩櫃山とサクラの風景を探します。お猿さんがうろうろしています。岩山には猿はつきものですか。





矢倉の畑で、円錐状の山脈のように見える良い場所がありました。

岩櫃山(いわびつやま)は、標高802メートルの岩山で、吾妻八景を代表する景勝地として知られています。南面は約200メートルの絶壁。奇岩、怪石からなる切り立った山容は、中国の南画のような趣があります。標高は高くはありませんが、過去に何度も滑落死が起きているそうです。中腹には山城の名城、岩櫃城があります。


毎年11月3日は「紅葉祭」というイベントが行われ、地元でとれた山菜を使った郷土料理などが振舞われるそうです。今年はぜひ、行ってみたい!


サクラは、まだ若干、早い様に見えました。





折角なので中之条町桃源郷ピクニックコースも確認しました。親都(ちかと)神社の大ケヤキ群馬県指定天然記念物・樹高約15m・幹周り約9.7m・樹齢推定約700年)の巨木にご挨拶もしました。


 


今夜は明日のために富岡市で宿泊です。サクラを見て回ったので、そんなお酒を。

さくらのワイン SAKURA WINE 白百合酒造
500ml 1,200円 季節限定 
ロゼワインにさくらの花を浸した香りのあるフルーティーな甘口のワインです。
国産で食用の八重桜を使用しています。


上品なお味で身も心もさくら色〜 おやすみなさーい。






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