鹿沢園地、鹿沢インフォメーションセンター下見



来年、シリーズ化する予定の森林セラピストと行くシリーズ、秋は鹿沢園地自然学習歩道のコースがあってもいいと思っています。


鹿沢園地 鹿沢インフォメーションセンター
http://www.kazawa.jp/index.php


ディープな森ではありませんし、生き物も特に多様であるとは言えません。林床も笹が多く、植生も特別豊かではないこの鹿沢園地ですが、美しい建築物があります。そして、その建築物は自然との調和を目指してつくられているのです。




  


スタート地点は休暇村鹿沢高原。ここの駐車場に車を止め、左奥にある階段から奥に入って行きます。







階段を上ると、もう森の中。ミズナラの木がお出迎えです。




  


程よく整備された学習歩道です。途中にはいくつもの案内看板があります。




  


やがて湧水川にむかって降りて行きます。ここからがこの学習歩道の本領発揮です。このような人気のない散歩道のようなところに、どうしてこんなに美しい、芸術的な木道があるのか、と驚いてしまいます。







芸術的な木道が、自然の風景に溶け込んでいます。私はこの木道を設計した建築家、好きです。




  


ここのテラスのような場所で、みどりとシンクロできる様な体験ができたら…
大きな木が木道に倒れ込んできたようです。このような施設だと補修・維持も大変でしょうね。




  


この後、ゆるやかなカーブを描いた長い木道があり、そこを抜けると広いあずまやがあります。





このあずまやから道路にかけてのエリアは、カエデが多く植えられていて、紅葉が綺麗です。




  


公衆トイレから木道は下に続きます。





「小さな湿原」と呼ばれるここには、長いベンチがあります。座ってお茶菓子でも食べるといいでしょう。




  


ヤマアカガエルの像というか模型というか…錆びてはいません。何で出来ているのでしょう?




  


湧水川を渡ります。この橋はナラ材で出来ているそうです。




  


確かに、近寄ってみるとナラ材の優しい木目の風合いです。家具のような橋ですね。
このあたりから「かえでの小径」です。湯尻川沿いに歩きます。




  


ここでは、湯尻川に向かっていくつかベンチが設けられています。よく考えられたデザインです。





ハコネサンショウウオが生息する清流・湯尻川。「小川のせせらぎ」なんて言葉がぴったりです。




  


ちょっとした滝もあります。爆音ではないのでこのくらいなら癒されるかも。




  


もう一度、湧水川を渡ります。ここの橋はツガで出来ているそうです。このあたりはトクサという、シダ植物があります。見た目はちょっと癒し系ではないかも。




  


二つ目の橋を渡ってからは変哲のない雑木林になります。飽きてきたところで左側のキャンプ場方面に向かいます。




  


整備の整ったキャンプ場です。今日もたくさんテントが張られていました。




  


広いテラス。ここで、自然の話を聞かせたてあげたいですね。そのままぐるっと回り込むと鹿沢インフォメーションセンターの正面玄関です。







2階の展示室には椅子テーブルが用意されていて、ここで休憩したり談話したりもできるのです。最高の場所じゃないですか。




  


展示室から外に出ると、林冠が見渡せるテラスそして1階に続く通路があります。ここを歩くのも気持ちが良いのです。


この鹿沢園地と鹿沢インフォメーションセンターは、健康保養の基地としては最高のものです。そのように使われていないことは残念でなりません。まずは、来春から浅間・吾妻エコツーリズム協会オススメの森林浴セラピーのコースとして紹介していきたいと思います。






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