初めての平治温泉

いろいろとあって元気が出ない今年の夏。佐藤先生が心配して応援に来てくださいました。申し訳ありません…。

　　

食堂たちばなで昼食をとった後、秘湯で名の通っている平治温泉に行ってみることにしました。一般人立ち入り禁止となっている道を進んで行きます。途中ではヤマガカシが舌なめずりをしています。おーこわ。

これが平治温泉です。嬬恋村三原の湯宿からここに引湯し、お風呂を作ったのです。川沿いなら露天風呂にした方が良さそうなものですが、こういう風になっています。家族風呂を少し大きくしたような作りで、ちゃんと男女別あります…が、男湯にはすでに3名の方が入っていて飽和状態。諦めて、宿の方に直接行ってみることにしました。

　　

ここがすっぽん料理で誘客している本家の平治温泉・逢友荘です。玄関、ロビーはかなり生活の匂いがし、あか抜けていない様子がうかがえます。しかし、それが好きな人もいることでしょう。根強いファンがいると聞きます。

平治温泉・逢友荘
http://www11.ocn.ne.jp/~kaiteki/houyuusou.html

平治温泉は、ゆるめで肌あたりもやわらかく、私好みの湯でした。湯花は茶色になるみたいです。

　　

源泉名は「笹の湯」というそうです。ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩温泉。うーむ、かなりたくさんの温泉成分がありますね。まるで岩石のスープです。源泉は41.4℃ですから決して高くはないのですが、源泉100％で入れるので濃厚なお湯のはずです。ファンが多いのも納得です。

そういえば、この近くには名水と名の高い「清水法水」があります。決して山奥ではない、どちらかというとかなり大きな山を背負って湧いている水ですが、含まれているミネラルのバランスがいいのか、ミネラルの質が良いのか、本当に美味いんです。あの水と兄弟分の温泉でしょうから、体にもいいに決まっています。

お店の人を捕まえられなかったので、自分たちでスッポンを探しました。いるいる、たくさん…

平治温泉のぬるま湯で育ったスッポン、こいつは体に良さそうです。食べ物には見えませんけどね（笑）。