鬼押出し溶岩流での収穫…ヒカリゴケとイヌドウナ
鬼押出し溶岩流の上にあるヒカゲツツジ。どうにかして一般の方をご案内することができないかを考えています。鬼押出し園や浅間園の自然探勝歩道を歩けばもちろん観賞できるのですが、あちらはあまりガイドを必要としません。また、アスファルトの上では無く、手の加えられていない自然の中を歩いてお連れすることができたら…と思い、鬼押出し溶岩流の方に行ってみました。
大きな岩が割れて岩窟状になっているところがあります。中を覗いてみると…
わあ、凄いたくさんのヒカリゴケ!これをお客様に見せたら感激してくださるだろうなあ〜と思いましたが、実はとても足場の悪い急斜面にあるのでそれは無理っぽいです。また、今日登った場所にはヒカゲツツジの群落はありませんでした。なかなか、新コース設定はうまく行きません。
帰り道、食べられる山菜、イヌドウナがたくさんあったので、少し貰って帰りました。今日は予定を変更し、イヌドウナの食味会にします。私もまだ味見していな山菜です。
ホウレン草と同じ要領で茹でていきます。根に近い茎の方から湯に入れ、徐々に葉の方を浸していきます。
この位になれば大丈夫。お湯を切り、少しの間水に浸しエグ味をとった後、適当な長さに切ります。まずはそのままの味を賞味します。
かつおぶしをちょいと乗せ、イヌドウナのおひたしです。お味の方は…うーんちょっと微妙。どうも、山菜の癖というよりは、何か科学物質的な味がします。甘いとか辛いとかいう一般的な味覚では無い、不思議な味。片岡さんは満足していましたが、私的には濃い味付けが必要に思いました。一般的な味による強いサポートが必要に感じたのです。
それで、胡麻和えをやってみることにしました。荒く擦ったすりゴマ大2、醤油小1、砂糖小1で和えてみます。
できました。 イヌドウナの胡麻和え です。
これは美味ーい (*´艸`)〃 モグモグ!
こういう癖の強い山菜には、やはり胡麻和えが最適ですね。
他には、白だしをかけ、ごまを少し乗せて食べてみましたが…やはり、私には胡麻和えが一番あっているみたいです。ちなみに、片岡さんはそのままでも全然美味しいと言っていました。味覚には個人差がすいぶんありますね。