バラギ湖ナイトウオーク(夜の自然観察)下見



26日夜に無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場で「夜の自然散策」で御案内をすることになっています。


マンモススクール×無印良品キャンプ場 “初心者のパパも安心!”のキャンプ
http://www.mammothschool.com/2012/05/muji-camp/


その下見に、バラギ湖をぐるっと一周してみました。




  


シラカバにはキツツキの開けた穴があります。中を覗くと上下の穴が繋がっていないので、この巣は結局使っていないのかも知れません。
ハサミムシに似た昆虫がいましたが、後ろに大きな挟ハサミを持っていないのでハサミムシとは違うのかな?




  


オオヨシキリの鳴き声に混じって「チョッピーチョッ ピー チリリ」と鳴いていたのはアオジ。桜の葉には白い蛾がとまっていますが名前は解かりません。




  


道路上に蟻の巣発見。夜中に蟻ウオッチングすることはないし…やはり明るいとイマイチ、実際のイメージが作れません。夜を待って、再度歩いてみました。




  


夜のバラギ湖を半周します。なかなか生き物は見つかりませんが、シラカバの幹を上る蛾の幼虫らしきものを発見しました。天敵の鳥を避けて夜行性になったのでしょう。こういう、夜に行動する生き物がたくさん出て来てくれるといいですね。
小川の方まで来ました。中を覗いてみると、小さな枝が動いています。これは?





川の中に住むヤドカリの様な生き物。これはトビケラの幼虫です。落ち葉などを切って筒状に組み上げた可携巣を背負っています。神秘的な生き物が活動してくれていました。




  


よく見ようと、水中から拾い上げた時に、可携巣がずるりと抜けてしまいました。この格好だと、あまり観察できません。諦めて水の中に戻しましたが、トビケラは丸まったまま動きません。擬死だといいのですが、私にはまるで、体が大きくなるにつれて自分の体の一部として作りまとってきた巣を取られてしまって、生きる気力を失ってしまった様にも見えました。このまま、死なれてしまうのはとても困ります。私たちが帰った後に復活してくれていますように…。




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