鹿沢温泉、湯尻川あたり



取材の依頼があり、お二人様を鹿沢方面へご案内しました。


湯の丸山エリアをご案内した後、玉だれの滝へ。







久しぶりに来ましたが、やはりいいところです。マイナスイオンたっぷりです。







うーん、早急に「森林セラピストと歩く湯尻川歩道」商品を策定したくなってきました。





湯尻川には、清流にしか生息しないと言われているハコネサンショウウオがいます。この自然環境が、いつまでも保たれることを願っています。

ハコネサンショウウオ - Wikipediaより
≪形態≫
全長10-19cm。胴体の左右側面にそれぞれ入る皺(肋条)は13-15本。胴体が細く、尾は断面が丸く頭胴長よりも長い。体色が暗褐色で正中線上を黄褐色の縦縞が入るが、地域によって変異がある。四肢は長く、雄の後肢は太くなる。また繁殖期には四肢の指先に黒い爪が現れる。
日本に生息するサンショウウオでは唯一肺を持たず、呼吸は皮膚呼吸でのみ行う。
幼生は四肢に黒い爪があり、後肢の後部に皮膚の襞がある。

≪生態≫
標高500-2500mの山地にある渓流沿いの森林に生息する。夜行性で、昼間は石や倒木の下に隠れて休む。天敵としては肉食性の大型魚類やヘビ等が挙げられる。
食性は肉食性で昆虫類や節足動物、ミミズ等を食べる。
繁殖形態は卵生で、4-8月、地域によっては10-12月に源流にある石の下や地下水脈に長細い卵のうを生む。地上から見えない場所に産卵するため、卵のうを発見することは非常に難しい。1つの卵のうには5-10個の大型の卵が入っている
幼体に変態するまで1-2年もの時間がかかり、成体になるのは生後5年程かかるとされる。


  


その後、鹿沢インフォメーションセンターにも立ち寄りました。2階の展示室では、現地の様々な自然の情報を得ることができます。







この展示室には椅子テーブルが配置されていて、休憩したり談話したりもできます。森林セラピーのベースであったら最高の条件です。







帰り道、キャベツ畑脇の藪でノビタキ(スズメ目ツグミ科)がさえずっていました。レアな野鳥だそうですが、嬬恋では割りと見る野鳥です。


今日の取材では、私たち地元民にとってはどうってことのない鹿沢の風景にお連れしましたが、やはり都会の方からすると、本当に自然に恵まれていると感じられることを改めて実感しました。


湯尻川を歩く商品は、早急に作ろうと思います。こうご期待くださいませ。




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