池の平スノーシュー



今日のスノーシューイングガイドは池の平です。神奈川県のN様、二世代ご夫婦です。嬬恋村観光協会様よりご紹介いただいたお客さまです。


ベテランのスノシューヤーであるご両親が、スノーシューをほとんどしたことがない息子さん夫婦に、スノーシューの魅力を伝えることができるコース…そしてホテルグリーンプラザ軽井沢にご宿泊というシチュエーションです。


今日の池の平スノーシューコースはそんなお客さまにぴったり。天然カラマツ林、人工カラマツ林、亜高山帯針葉樹林、鬱蒼とした天然林、冬の湿原、草原、尾根道、絶景の眺望(北アルプス佐久平等)…などなど、浅間高原のスノーシューの魅力をほぼ全て堪能できるコースです。




  


まずは。湯の丸スキー場の第四ロマンスリフトに乗車します。すると、ちょうど第六ゲレンデから数十名の団体様が下りてきました!登山の団体様だそうです。しかし、これは案外ラッキーです。この人数が先に歩いてラッセルしてくれれば、スノーシュー初心者の奥さまも楽々に歩けます。




  


ほら、素晴らしい道ができました。しばらくは変化のない車道を歩いて行くので、この方が楽ですね。しかも、登山団体は迂回している車道をショートカットする道を選択しました。スノーシューの楽しみ方を熟知したリーダーさんのようです。




  


さらに、天然カラマツ母樹林の手前も、道路を外れ右へと入っています。これはありがたい。この天然カラマツ林の中にお連れできるチャンスです。私達も後に続きました。







カラマツ母樹林の中を歩いてゆきます。




  


カラマツ母樹林の看板前に出ました。ここでひと休みです。休んでいる間に、一人のスノーシューヤーがこの場所からせっせと森に入って行きました。篭ノ登山の登山者です。ここから登るとはかなり通の方です。







湯の丸高峰自然休養林の看板の前でハイ、チーズ。




  


10時半に出発したので、もうお昼時です。池の平湿原の看板付近でランチタイム。しかし、今日はとても賑わっています。
昼食後、湿原へ下りていきます。




  


池の平湿原に到着しました。だだっ広い冬の湿原、この解放感、思わず歩いてみたくなります!ところが歩いてみるとズボッズボッ、足が埋まります。雪の下の笹が空洞状態になっているからです。筋肉痛になる前に満足して、木道に戻り楽に歩きましょう。







湿原を越えると、少しの間、登り道になります。全く汗をかかないスノーシューもなんですから、ここで少し有酸素運動。小休止中の一枚です。




  


そしてコース中、最も急な斜面を登ると、見晴らしの良い稜線に出ます。雲上散歩の時間です。







見晴岳山頂で、この眼下の佐久平八ヶ岳雄大な風景とお別れです。今日は富士山も見えていました。




  


折り返し地点で雪玉を坂下に転がして遊んでみたり、ピグミーの森で樹木に触れてみたり。




  


コースの最標高地点、雲上の丘広場に到着しました。ここでは、バックカントリースノーボーダー達が気持ちよさそうに滑っていました。







雲上の丘広場からは、噴煙を上げる浅間山(前掛山)が顔を出します。




  


雲上の丘広場から少しの間、見晴らしの良い稜線を歩きます。このように景色の変化があるので飽きません。雷の丘では、最後のゆったりした休憩を取りました。




  


ここからは、ネイチャー赤木ならではのコース。最後は登山道から外れ、どんどん森の中に入っていきます。やがて、景色のよい広いところに出ます。バックカントリースノーシューです。







こういうところでは、思わずダイブしたくなりますよね。その気持ち、解ります。




  


そして、森のコアへと入っていきます。私的には、一番ご案内したい場所。巨木が立ち並ぶ、亜高山帯の天然林です。







巨木からパワーを受け取る奥さまからパワーを受け取る旦那さま。







森の精霊が宿る、標高2,000mの亜高山帯天然林。森の芳香成分をたっぷり浴びさせていただきました。







最後のスキー場ゲレンデは、肥料袋で滑り降ります。これがまたスリリング!お父さん、その調子です!!




池の平スノーシューは、4月上旬までご案内が可能です。
皆様のお申込みをお待ち申し上げております。


池の平スノーシュー(湿原と見晴岳、巨木の天然林)
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/asama_ikenodaira01/index.html




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