バラギ高原自然観察・自然学習体験プログラム



林間学校を実施する際に、宿泊施設からそう移動することなく、充実した自然体験学習を提供することができる。それは学校側にとっても、保護者側にとっても、安心して現地に送り出すことができる条件の一つだ。






  


埼玉県の小学校5年生の子供たち。わんぱくで素直でたくましい。
野地平湿原への登山道でも、さまざまなものに興味を示す。マツボックリの大きさの違い。同じヨモギでも種類によって異なった香り、ダケカンバの樹皮の秘密…




  


そして今日のスペシャルの一つ。若いツキノワグマの糞。糞をしてから一週間は経っていないだろう。コースの中で最も大きな樹木を含んだ、三方を樹に囲まれた場所で大をする。ツキノワグマは食べものも行動パターンも縄文人と同じ。1万年以上昔の私たちの祖先も、こんな見晴らしのいいところでうんちをしたのかもしれない。

昆虫に強い子供もいる。軽々とエゾハルゼミをゲット。十分に観察してから、樹に戻してあげた。





石樋の滝と子供たち。ここではもう一つのスペシャルを。




  


清流にしか生息しない、ハコネサンショウウオを観察するのだ。
石を、そーっと除けて、さあ、いるかな?




  


観察した後は、弱らないうちに水辺に帰してあげる。水辺での自然体験。心に残ってくれたかな?


この後、バラギ湖を半周ウオーク。バラギ高原では、山登りにプラスαの充実した自然観察・自然学習プログラムを、1日かけてじっくり体験することができます。詳細は浅間・吾妻エコツーリズム協会まで。