○○総合病院リフレッシュ研修会



お、浅間高原にならず者達が出現。その篭で浅間高原のきのこを採りつくすつもりかーーー!


なーんつって、今日の私のお客様。


○○総合病院では、勤務7年目前後の看護師に対しリフレッシュ研修会を実施する。これまでの勤務に対し慰安の意味がるそうだ。初日は友人の柳井さんのお店、アロマハートでのリビングフード料理体験。
そして2日目がネイチャー赤木の【野生きのこを採って食べてみよう!】なのだ。


まずは看護師とは思えんいでたちになっていただき(別にそんなことは無いか…)、早速お山へ。笹をかき分けながら、道なき道を進む。


 


おおよその研修生は宝探しのようではしゃいでいたようだが、やはりお目付役で来た年長の方々は、事故が無いようにと、心配していらっしゃったようだ。


 


まずは、アイシメジ(キシメジ科キシメジ属)をゲット。このあと、順調にツルタケやチャナメツムタケをゲット。クリタケは古くて諦めたり、間違って毒のネズミシメジを取ってしまったり…森の中はがやがやと賑やか。
そしてやっぱり、きのこ狩りの魅力といえばこれ、樹上の株立ちきのこ!ナラタケ(キシメジ科ナラタケ属)である。見よ、この満足そうな顔を!


 


ではでは、さっそく野生きのこ料理の開始。まず、野生きのこは外なだけに土や落ち葉や虫がついている。きれいに洗って程良い大きさに切る。


しかし、手際が良い。さすがは看護師、自立した大人の女性というか…しかも同じ病院でチームワークがある。できれば毎年お世話をさせていただきたい、ありがたいお客さまだ。


ぬめりのあるきのこは味噌汁に。単一だと味の弱いきのこは濃厚な味わいのクロカワを混ぜる。他の食材と合わせる場合は癖の少ないきのこを。それぞれの料理に合わせてきのこを仕込む。


 

今日のメニューは、

  • きのこザーサイ
  • きのことポテトのガーリック醤油炒め
  • きのこの甘露煮
  • きのこ味噌
  • きのこ汁

+きのこホイル焼き

順調にすべてでき上がりました!


 


たっぷりきのこを探してお腹ぺこぺこ。いただきまーす。
お腹が減っていたからではなく、これまでの野生きのこイベントの中で最も料理がおいしかった。一つは食材に名菌の ?オオツガタケ ?クリフウセンタケ ?シモフリシメジ がしこたま使えたこと、あとは料理に慣れた女性の皆様だからでしょう。
しかし、きのこ汁がまるで生姜の様な芳香漂う、上品な味わいになったことに驚き感心しながら食べたが、よく考えるときのこ味噌で使った生姜との合わせ味噌をそのまま味噌汁に使ったのか!


しかし、美味かったので結果オーライ。みんな野生きのこに大満足。研修会の担当者もとても喜んでくれた。これだから野生きのこイベントは止められないんですね〜