東海大学付属浦安高校中等部 嬬恋村自然体験学習プログラム



近畿日本ツーリスト千葉支店様より嬬恋村役場観光商工課に対し、「浅間火山と農業、地元の人とのふれあいをふんだんに盛り込んだ体験学習プログラムができないか?」という依頼があり、それを嬬恋IP会、おちょんきねっと、生活研究グループなどの皆さんでで手分けして受入れを行った。

相手は中学1年生、140名である。これはエコツアー・プロデューサーとしての私の腕の見せどころ。大いに踏ん張った。

残念ながら記録メディアを間違えてフォーマットしてしまい、私の撮った画像は消えてしまった。役場の同僚が撮ってくれた映像を使いながら、印象的なシーンを紹介しようと思う。

初日の浅間園自然遊歩道での鬼押出し溶岩と浅間火山学習は、子供たちにとっては少し難しかったかもしれない。時間が押してしまい、ゆっくり考えさせることができなかったことも問題があった。もっと時間をかけて溶岩を触ったり、スケッチさせたりして感覚器を刺激した体験をさせるべきだ。しかし、コーラ噴火や鎌原熱雲、対岸の溶岩の壁などを見せて時間差を作ったり、インタープリターがよくシュミレーションしていたので、流れとしてはうまくいった。

鎌原集落での昼食は、鎌原多目的センターを利用した。通常、葬式などでは5万円かかるのだが、今回は1万5千円にしていただいた。昼食の提供には20人近くの方が手伝ってくださり、なんとか乗り切ることができた。これも、ちょっと大げさすぎるので、もっといつでも対応できる、他のスムーズな方法を考えなくてはならない。

また、鎌原集落と愛妻の丘をつなげる ということも、今回の試行でうまくいくことがわかった。2日目の流れを紹介する。