3月20日の草津

昨日、大谷地で聞いた天使の声、どうしても撮り直したい。明後日のラジオで流してみたいのだ。せっかくなので受講生の福嶋さんを連れ、草津をいろいろと動いてみることにした。

お、傷ついた樹木に反応している。いいぞいいぞ。

癒し歩道は大きな霜柱が立っていて、場所によっては足を踏み込むとガクンと沈む。

カエデの葉が、雪の上に散っていて綺麗。秋にはこういう風景をよく見る。春にも見るとは。


  


ウリハダカエデの幹肌が傷ついている。初めは熊かな?と思ったのだが、よく見てみると傷が縦ではなく、横に引っかいたような傷となっている。これは…?

ウワミズザクラでも同様の跡を確認。樹の上のほうを見ると、同じような傷がたくさんある。カモシカ?うーん解らん。

熊の爪跡だと、このコシアブラについた傷跡のように縦に伸びるのだ。


  


サイクリングロードの方に行くと、シラカバの樹液を採取していた。毎年採取できるように埋め込んだ器具が痛々しく感じた。採取者はこの樹のために何かをしてやると良い。

そして、いよいよ大谷地へ。おお、聞こえる聞こえる。天使の声が…

大谷地ヤマアカガエル
http://naturekimura.jp/archive/2010/20100320yamaakagaeru02.mp3

念のため、近寄ってみると卵があった。間違いない。これが雪解けの頃のヤマアカガエルの合唱だ。草津大谷地、なかなか神秘的で良いところじゃないか。


  


昼食は、同じく仲間の薄井さんのお店に行った。写真館の倉庫を改装して、カフェを営業している。中は古き良き物で一杯。おちつく、いい店じゃない!

この冬は自分たちで壁を塗ったり、いろいろと改装したそうだ。手作りのカウンターは、古民家の廃材の内、梁をもらってきて加工したという。ふすまの溝が残っていて、それを利用して本を立てかけてみたり…なかなかやるなあ。


  


ココナッツミルク風カレーだったかな?結構美味い。

オーナー兄弟をパシャリ。若くて男前。独身女性、狙い目ですよ!

帰りに福嶋さんを草津きんだいペンションのハーブの巨匠、田中さんに会わせたのだが、田中さんはさらにワインまで巨匠となっていた。しかし凄いスピードで進化する人だ。頭が下がる。