藁スリッパづくり



滝沢照子さんが、藁スリッパづくり勉強会に誘ってくれた。おお、ちょうど小学校生徒に提供する体験プログラムを検討しているところだ。何事もまずはやってみてから。さっそく行ってきた。

今日の達人は黒岩房吉さん。門貝の方だ。…おや?正月に鳴尾熊野神社へ初詣に行ったとき、すれ違った方ではないかな?

生粋の嬬恋人の方言はまだ少しわからないことがある。そういう時は周りの方の動きを真似して作業を進める。言われたとおり、編んでいくと、おお、なかなか上手いもんじゃないか。

達人・黒岩房吉さんは木製の足型を持っていたが、私たちはとりあえずスリッパに新聞紙を詰めたものを代用して被せながら編みこんでいった。


  


さて、ここからがどうも上手く行かない。どうやら藁細工ものは一つ編むたびに丁寧に間を詰めてやらないと、隙間ができてしまうようだ。大雑把なやり方をしていたら、私のはスカスカになってしまった。

最後に残していた縄を引っ張り、さらに締まっていく。

で、できた! …が、しかし、なんじゃーこりゃー! イモ虫?

うーん、困った。とても持って帰りたくない。仕方ないから持って帰ってきたが、今、我が家でいらないものナンバーワンとなっている。今度、罰ゲームで誰かにプレゼントしてあげようかな…