表万座スノーパーク スノーシュー研修会



昨日の深酒で体中がおかしい。このような体調のときにスノーシュー、しかも案内人はやるべきではないのだが、今日の参加者はほとんどが顔見知りのうちの会員なので、きつい時には先頭を変わってもらえるだろう…と思い、いざ表万座スノーパークへ。しかし甘い甘い、みんな飲みすぎなんだから変わってくれるわけないでしょ?しかし桂さんだけは例外でぜんぜん元気だった。

昨日、腿までの積雪にうんざりし、今日は楽しようと思って特大サイズのスノーシューを持ってきたのだが、これが大失敗。大きいので振り回すことができず、逆に操作がうまくいかない。大マジで困った。1月半ばの雪状態を甘く見ていた。
本当に、途中で帰りたくなってしまった。皆さん、スノーシューは出かければ良いってもんじゃありません。ご注意を!

さて、こういうときは、無理して山の中ばかりを歩いてはいかん。ゲレンデの端の方を歩いて楽をさせてもらう場合もある。森の中を見つつ下り、良さげのところから、もう一度山に入るのだ。


  


やがて、私が「イエティのねぐら」と呼んでいる、小動物なら楽に冬眠できそうな、とても立派な樹洞に出る。巨木と言えるほどのミズナラではないのだが、斜面上部から倒れてきたところにある岩に乗っかるように生え、横たわった幹に大きな樹洞ができているのだ。

この樹洞を、昨日から今朝にかけて、小動物が利用したような痕跡が残っている。これはタイミングの良い。

しかし、もし本当に中にいるのなら大勢の人間達に突然囲まれて、とても怯えてしまっているだろう。必要以上なことはせずに、その場を離れることにした。

最後に、このスキー場の主であるダケカンバの巨木に挨拶。今回の研修会では、天気にはあまり恵まれなかったが、スノーシューを実施できないほどではなかった。まずまず、うまくいったと思う。しかし私は、スノーシューイベントのある前日のお酒は控えようと思います。本当にキツかった〜。