第二回 野生きのこを観て、分けて、食べてみよう!

今日は1年ぶりの野生きのこイベント。この一週間、かなり山に入ってきのこモードに戻ってきた。子どもの頃、森に入ると匂いだけでどの辺にきのこが生えているか解ったものだが、あの感覚をもう一度呼び覚ましたものだ。

失礼、大好きなきのこ狩りの話になると思わず脱線しそうになる。今日のイベントはこれ


野生きのこを観て、分けて、食べてみよう!(群馬県森の体験ふれあい事業として実施)
http://naturekimura.jp/archive/2009/20091004kinoko.pdf

要するに、群馬県から金が出ているので、今年は実施できたってわけ!ああ、ありがたい。

まず最初に私がきのこ学習会の講師を担当。ま、一応森林インストラクターだしさ…

そしてきのこ狩り出発ー!私の班は家族連れが入り、子供たちの元気なこと!将来の私かな?

約1時間。本来ならば採れる時間ではないのだけれども、昨日下見をして株はきちんと見つけてあったのだ。皆さん、きのこ狩りをしっかり体験して帰ってきたようだ。


  


そして、帰ってから、きのこの鑑別をして食用と不食と毒を仕分けをして…とやりたかったのだが、30人以上集っているので収拾がつかなくなってしまった。なので見分けのポイントの講義だけ行って、あとはみんなで一気に食べられるきのこを洗って食べることになった。

オオツガタケ、クリフウセンタケ、アイシメジの炊き込みご飯。雑きのことズッキーニのガーリックオイル炒め、そしてヌメリイグチ、ハナイグチ、ヌメリスギタケなどの滑ぬめり系きのこは味噌汁に。ああ、めっちゃ美味い。

さらに、隆吾さんの野外きのこ料理が始まる。簡単に水洗いをして、油と醤油と砂糖で炒めるだけなのだが、さすがは野生きのこ、これだけでも充分に味が出ている。

ああ、幸せ。きのこは消化に良くないと解っていても、これだけ美味いもんがありゃあ、みんな食っちまうな。