万座温泉−野猿公苑−小布施−善光寺



【韓国-万座温泉の旅】誘致DVD作成プロジェクト進行中。今日は韓国人スタッフと万座温泉をチェックアウトしてからの旅程コースを歩いてみる。

今日はなんとなーく雨の降りそうな天気。ああ、そういえば雨天の代替コースを考えていなかった。じゃあとりあえず、志賀高原総合会館にでも寄ってみるか。

館内には志賀高原の自然や文化を紹介する展示がなされていて、ここで少しは時間をつぶせる。そして一人500円のクラフトもある。でも、わざわざここでこのクラフトを外国人にやらせる価値はあるのかなあ?そして作品を韓国にわざわざ持っていくかなあ…。


  


次に予定通り地獄谷野猿公苑へ。しかし、なんだかシーンとしている…

え!猿が山から下りてきていないの? そうか、こういうことも考えなきゃいけないんだ。困ったな。

今日は数百メートル先の二匹が毛づくろいしているところが微かに見えるのみ。韓国人スタッフもかなり残念がっていた。


  


猿が見られなくて、ガッカリしながら上林温泉に戻る。すると目の前にあるのが豪雪の館。ここはこの場所の建物ではなく、国内有数の豪雪地帯・新潟県東頸城郡松之山町に現存した「豪農の家」を、旧来の構法を用いて上林温泉に移築、1987年に開館し、民俗資料館として公開している。

ここと、志賀高原ロマン美術館の共通券が650円。これを購入し中に入った。

すると早速、気さくなおじさんが出てきて説明してくれた。私はこういう日本の古いものが好きだが、韓国人スタッフ達も説明があったことをかなり評価していた。


  


この建物は、日本の古い木造建築物に明るい人と一緒に入館した方が良い。なぜなら、10数年前に何も知らないで入ったときと、今、少しは学んでから入ったときとは理解がまるで違っていたからだ。豪雪の館は、非常に価値のある民族資料館だった。韓国人に私が説明できたことも良かった。

見事な細工を施してある奥の部屋。客間だったのだろうか?素晴らしい。

また、せがい造りは2階の養蚕スペースを広く取り、人間よりもお蚕様を大切にしていた…だけではなく、屋根を大きくしく建物を豪華に見せるため、つまりは権力の誇示のためにも使われていたようだ。


そして、志賀高原ロマン美術館へ。美しいガラスの美術館。今日は日本のアニメーション展をやっていた。韓国人二人のうち、一人は興味津々、一人は全く無関心だった。


  


次に小布施の町を散策。韓国人スタッフたちが『相当美味い』と言い張るのがこの小布施堂の栗アイス350円。

竹風堂の栗ソフトクリームと小布施道の栗アイス、どちらが美味いか味比べをしてみては。


  


この小布施でどう過ごすか。やはり、お客様と同じように美術館などに入ってみるしかなかろう。すぐ近くにあった「北斎館・高井鴻山記念館・小布施ミュージアム3館共通券、大人1000円」という看板が目に入り、早速購入。

これが、北斎館と高井鴻山記念館は歩いてすぐにいける距離だったのだが、小布施ミュージアムは全然遠い!レンタサイクルでもしていないと短時間で全部回るのは無理だという結論に達した。結構きつかった。


  


次に善光寺へ。韓国人スタッフはこれまでの疲れもあったようだが普通に観光していたようだ。そして参道の仲見世で、ついに見つけた。私が腕につけているものと同じ数珠を!!!

黒檀だけのシンプルな数珠。これが私の師匠、日本樹木保護協会代表樹医・山本光二先生が私にプレゼントしてくれたもの。師匠とおそろいなのだ。安くても関係ない。樹を触る手の汚れを払い、樹に敬意を示すためのものなので。値段もこの参道で最安値だがそういうことではない。そうか、この雨宮仏具店で買ったものだったのか。

仁王門を出てからの石畳通りにはたくさんの付属寺院がある。その中には狸の仏様もいたし、万華鏡ギャラリーや万華鏡の作成体験などをやっている寺もあった。お寺もこういうイベントやるのね。タイアップ企画かな?