『もう一つの万座』プロジェクト

『もう一つの万座』プロジェクトを進めている。左の実はトモエシオガマ(ゴマノハグサ科シオガマギク属)。この償j果の中に数個ずつ種が入っている。どう?万座にあるの知らなかったでしょ。蛯名さんは知っていたのかな…。

真ん中はソバナ。摘んでいるときも甘いそばの香りが広がった。この花も増やしたいものの一つ。しかし、後で知ったことだが、湿地に生えるようなものはこのように乾燥させてはいけなかったらしい。こういうものは採り播きが一番いいらしく、それができない場合は低温湿潤処理しなくてはならないのだ。でもしょうがない。まだ種苗ができていないし、土作りの真っ最中。しかも処理した後に知ったことだ。とりあえず乾燥させて冷蔵庫にしまってある。

玄関先のナナカマドに天然ヒラタケ(ヒラタケ科、ヒラタケ属)が出ていた。焼いて小泉さんと半分こ。めっちゃ旨い。


  


今日は山野草の本を読んでお利口さんになっているので、ちょっと新しい挑戦をしてみる。ジューシーな液果は皮や果実に発芽抑制物質が含まれていて、そのまま蒔いてもなかなか発芽しない。これらを取り除いてやる必要があるのだ。

乱獲で問題になっているクロマメノキを増やすことができたら、社会貢献できそうな気がするが…ということで、やってみることにした。

しかし実を割ってよく見てみると、ぐわっ、タネ超ョー小さい!別のにしたら良かったな。しかもツツジ科スノキ属のグループは、挿し木でジャンジャン増やすことができるので、こんなことはすることは無かったよなあ…。あ”あ”タネが小さくて網から下に落ちちゃう…。