子ども樹木博士講座
小林さん、伊藤さんと3人で、ぐんま森林インストラクター会の子ども樹木博士講座に行ってきた。残念ながら、今回の参加者は非常に少なかった様子…。しかし、平日にやっては親が来れないので当然のような気もしないでもないが…。とりあえず、講座の流れを書いておこうと思う。
まず受付した後、会場で参加者が集まるのを待つ。その間、樹木のサンプルを眺めることになる。
コノテガシワ(ヒノキ科クロベ属)の実はとても変わっていた。
参加者が揃ったところで、司会者あいさつ、会長あいさつ。
そして早速、野外で実際の樹木を見ながらの解説に入る。
サイカチ(マメ科サイカチ属)のトゲは図鑑で見たとおり本当に凄い。キリンやゾウに食べられてしまうサバンナではないのに、どうしてこんな進化の仕方をしたのか。天敵はサルか、人間か、いったい何だったのか。
イチョウ(イチョウ科イチョウ属)は、大きく割れたほう、袴(はかま)を履いているほうが雄木だというケースが多いらしいが、こちらの職員さんの話だと、この樹も秋に実をつけるそうだ。
NHKが取材に来ていて、子どもにインタビューしていた。
そして教室に戻って、いったんおさらいをする。解説本と自分のメモ、掲示樹木を照らし合わせる。この予習時間が15分。
予習時間の後、参加者にはいったん教室から出てもらう。その間に、スタッフは樹木の場所の並べ替えを行う。この時に、速やかに並び替えを行えるように予め配置を決め表にしておくこと。
配置が終わったら、参加者に再び入室してもらい識別試験開始。テスト時間は20分。この時に、メモや樹木解説本を見るのを許可してやるのがぐんま流。これでいいと思う。何度も読み返したほうが身に入るというものだ。
答案用紙を回収して、スタッフは別室で試験の答え合わせを行ない、結果発表の準備を行う。
この答え合わせを行っている間は、参加者に待っていただかなくてはならないのだが、ぐんま森林インストラクター会では、笛木会員が何かしらのゲーム等アクティビティーを行い、場を持たせてくれている。
今日は「葉っぱじゃんけん」と「セミの抜け殻で♂♀分け」を行った。
そして、最後に認定証授与と講評をして子ども樹木博士講座は終わる。