クロコプロジェクト
昨夜は嬬恋村インタープリター会の打ち上げ日。バーベキューには間に合わなかったが、翌朝から仕事がたっぷりあるのでふりーたいむに泊まった。すると、おお、クロコがあるではないか。クロコをつまみに泡盛を飲んで寝た。
翌朝、早速作業開始。泡盛は深夜0時過ぎには今後飲まないようにしよう。うへえ。
黒岩初男さんが見守り、伊藤さんが撮影する中、今日の農作業に入った。
今日の作業は雑草取りと土寄せ。畑の土が細長く盛り上けたところを畝(うね)というが、嬬恋では作というようだ。この作業を「作切り」という。だから今日は草むしり(雑草取り)をし、作切りをする作業の日。
新しくできるいもは、種芋の上にできる。それで、日に当たって青くならないようにするため、根に空気を入れるため、そして木を保護するためだと初男さんは言った。木(植物体)を保護するとは、土を盛ることで暑さや病気から護るということなのだろう。
じゃがいもの花が付き始めていた。黄色い蕾もあったが、どの花がどのじゃがいもの花なのかチェックするのを忘れてしまった。
少し掘ってみると、新しいじゃがいもができはじめていた。じゃがいもは塊茎といって、地下にある茎の一部である。地下茎からまず白く太いもの(ストロン)が伸び、先端に栄養を貯蔵して肥大した塊茎ができる。
根と地下茎の違いは、根はまず側根(そっこん)があるということ。大根やサツマイモも根がついているがじゃがいもはつるつるしている。もう一つは、日に当てると葉緑素ができ青くなるということ。上記の他、ニンジン、ゴボウなどは日に当てても青くはならない。(大根上部の青い部分は茎である)
次に、種から育てた苗を畑に移植する作業をおこなった。
予め穴の開いたマルチには、穴から雑草が伸びている。これを引っこ抜き、そこに苗を入れていくのだ。この方法は楽でいいかもしれない。後でやる土寄せのときはどうするのだろうか。