鹿沢園地スノーシュートレッキング



今年のスノーシュー行事第一弾。鹿沢園地内を軽くウォーキングする。

湯尻川と湧水川沿いをてくてく歩く。都会の方にはこんなちょっとした氷の芸術を見るのでも癒されるのだろう。

まず最初に発見した足跡はリスだった。足跡はペアのもののように見える。幸先の良いスタートだ。


  


折り返し地点からは、引きずった痕のようなものが出現した。雪が解けて露出した岩陰や根株から出てきたようだ。

正解は、やはり足跡が教えてくれる。恐らくこれは、下から進んできて、斜面部分で跳ねて歩いたのだろう。ネズミの仕業だ。

ミズキの実が落ちて散らかった場所では、何か野鳥の足跡があった。まだ樹についている実がたくさんあるのに、どうして危険な地面に着地するのだろう。落ちた実の方が熟成して甘かったりして。


  


湧水川上部でたくさんあった足跡は恐らくイタチのものだろう。オコジョと言いたいところだが生息しているか不明である。しかし北軽井沢では確認されているので可能性はある。

植樹してあるウラジロモミは明らかに食害されていた。カモシカの仕業であろう。この辺の森は植栽樹が食害に合わないほどの豊かな森ではないのだ。

アカマツの球果は熟成するまで2年かかる。これは昨年受粉したもの。この状態で冬を越し、来春大きくなって松ぼっくりになるのだ。