石樋散策・バラギ湖周遊
今日のイベントでは群馬森林インストラクター会の杉山さんが嬬恋フィールドを見に参加してくれた。
遊歩道途中ではヤグラタケ(キシメジ科ヤグラタケ属)が!久しぶりに見た。下にあるのはハツタケの類。傘の上部が扁平じゃないとうまく発生しないようだ。
ツノハシバミ(カバノキ科ハシバミ属)の実も形らしくなってきた。この実は最近、山の幸としてお土産で売られているのを見る。しかし今日の草津出身の女性は食べたことは無かった。地元民でも食べていない家庭もあるようだ。
オオイタヤメイゲツ(カエデ科カエデ属)発見。ハウチワカエデによく似ているが翼果の開く角度が違う。
石樋に到着。休憩したり写真撮ったり水遊びしたりと思い思い。
下見時の不明種の一つはオクモミジハグマ(キク科モミジハグマ属)だった。葉の鋸歯が多いものと少ないものがあり花が咲かないと別種に見える事があるだろう。
クロクモソウ(ユキノシタ科ユキノシタ属)がもう少しうまく撮れたのでアップしておく。
ソバナ(キキョウ科ツリガネニンジン属)が見ごろだった。ツリガネニンジンよりもだいぶ湿気った所に出る。
チョウジギク(キク科ウサギギク属)は初めて見た。深山の湿った斜面などに生える20〜90cmの多年草。驚きの形だ。
少し大きめのハコネサンショウウオを確認。その清流さを理解する。
サブレンジャーの佐々木さんがハコネサンショウウオを放してやる。悪かったな。
バラギ湖では急遽雨が降ってきた。雨の中サワギキョウ(キキョウ科ミゾカクシ属)を鑑賞する。
湖の裏側で最後の休憩中、政策推進課の佐藤さんが参加者にバラギ湖の魅力を熱く語る。うーん、なんてお得なハイキングなのでしょう。