2005-05-25 カラマツ小僧 Gallery and Essay 万座ハイウェー 樹木 カラマツの芽吹きを待っていた。およそ松らしくない若草色の柔らかなボンボリ。 しかし主役の座はすぐに奪われた。紅い帽子を被ったカラマツ小僧がいっぱいいたのだ。今年はマツボックリが豊作の年のようだ。 柴平志保子さんが言った。「ほら、雄花が下で、雌花が上でしょ。カラマツの世界も女性上位なのよ。」 せっかく小僧とあだ名をつけたのに、そうか、女性ならどんなあだ名にしようか。