亜高山帯の低木の実
今年は足元の低木の実たちも熟すのも早いようですね。
シラタマノキ(ツツジ科シラタマノキ属)はインタープリテーションに最適の木。全草サロメチールの匂いがするが実はさらに強烈。
アカモノ(ツツジ科シラタマノキ属)はシラタマノキとよく似ています。初心者は判別に苦労するでしょう。でも実の色はまるで違います。
クロマメノキ(ツツジ科スノキ属)の果実の成熟度合いは現在こんな感じ。真っ黒に熟したら食べ頃です。…しかし残念ながら白根周辺はパトロールが厳しいので採取は無理でしょう。っていうか止めてください。
コケモモ(ツツジ科スノキ属)は高山の果実の代表です。この実で造るお酒は美しい朱色になり果実酒のプリンセスといわれています。
コケモモと一緒に高山ツンドラ植生を形成するのはガンコウラン(ガンコウラン科ガンコウラン属)です。…以前群馬大学の教授が心臓病に効くと発表し、一時かなりの乱獲があったと聞いています。