池の平 自然学習ハイキング
今日は埼玉県の小学5年生の皆さんを池の平自然学習ハイキング&星空観察会(星空シアター)です。こちらの学校様は私が独立したての頃からのお付き合いになります。もう6年位でしょうか。心から感謝いたしております。
幹が倒れたのに、枝がたくさんの幹となって再生したカラマツ。梅雨の晴れ間の好天気。子供たちも楽しんでいます。
アヤメの花にマルハナバチが。どいやって入って行くかを見ましたか?
火山ガスを履きだす浅間山。30万年前の火口と今の火口。
「あ、雲の動きが映っている!」 そうだね、よく気がついたね。
雲の合間からは北アルプスの山々が。今日はあまりに見通しが良いために、この場所でも記念写真を撮りました。
今日の鏡池は、少し波立っていましたね。池の平湿原中央の木道を通って、兎平へ。
昼食後は、開放感のある草原を渡り、
森の奥、天然林へと入って行きます。
見てごらん、凄い合体木でしょう。先週、みんなと同い年の子が見つけてくれたんだよ。ここは不思議な森だから、他にも、何かあると思うよ。見つけたら教えてね。
すっかりと野人になってくれました。倒木だってスルッとくぐっちゃいます。
夜は、星空シアターです。本当は外で星を見たいですが、今日は曇りです。6年間お見えになって、見れたのは最初の2年間だけ。以降はずっと室内で星のお話です。梅雨時期だから仕方がありません。
地上の景色はものすごいスピードで変化していきます。しかし空の星はずっと、ほとんど変わらない場所で、古代の人達が見ていたのと同じように、輝き続けています。世界がひっくり返るようなことがあっても、自分の身の回りが急変したとしても、夜空を見上げれば星は全く変わっていません。そのコントラストに気づくと、今こだわっていることも、苦しんでいることも、『大したことじゃないんだ』と思えるかもしれませんよね。夜空を見上げ、星の話を聞き、星を見ながら古代と祖先に思いを馳せてみる。とても大切なことだと思いますね…