四阿山スノーシュートレッキングご案内(パルコール嬬恋スキー場より)
今日から2日間、東京都のS様方をバラギ高原・四阿山スノーシューツアーにご案内させていただきます。
お天気の良い方の日を四阿山登山、というリクエストにお応えして、初日の今日、四阿山に行って参りました。
四阿山スノーシュートレッキング(パルコール嬬恋からゴンドラ使用)
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/baragi_azumaya01/index.html
快晴です、凄いです。ゴンドラ降り場にある「愛妻の鐘」は、かなり大きな音が出ます。道中、見え隠れする痩せ尾根の山、あれが四阿山です。
登山経験豊富なゲストなので、あっという間に最初の急崖まで来ました。ここで、アイゼン・ピッケルの使用法の確認と、転倒時の停止法、身のこなし方等を確認しました。
そして、深雪に効く二段踏み込み。訓練というか、ちょっとしたお遊びです。
浅間山と嬬恋盆地がやさしく見守っています。四阿山の痩せ尾根がさらに尖って見えてきました。
ここで、記念写真。今から行くぞ!て感じですね。
まるで並木道の様に整った針葉樹天然林を通り抜け、コース中、最も開けた場所に出ます。
この看板からは登山道から外れ、森の中をトラバースして登っていきます。
登りきると、四阿山頂が目前の場所に出ます。あの痩せ尾根が、今日のメインディッシュです。
先客は荷物を置いて体だけで観光するつもりのようですが、今日のうちのお客様は心意気が違います。ストックとスノーシューだけは置いて、ザックはそのまま背負って急崖にアタックです。この好天、山頂で昼食を食べなきゃ損ソン!
浅間山が祝福していますヨ。
見てください、この美しいピラミッドを。
尾根道を歩いていてビックリ。カモシカの足跡です。しかも数頭いるような…。先日も狐の糞尿を四阿山頂で見たばかり。ここっていろんな動物も登りに来るんですね。やはり神の山です。
ピッタリ12時、難なく四阿山頂に到着しました。おめでとうございます!
うわっ、凄いサマになっていますね。浅間山も一緒に撮ってもらえて嬉しそうです。
この後、山頂でカップラーメンを召し上がったんですが…
カップヌードルのCMに使われてしまいそうな、凄い写真になっちゃいました。山の神様、ありがとうございます!
長野県から登ってきたBCスノーボーダー。まずは乾杯、というところです。
太古の昔には北側が四阿山の大火口、南側には湖があった時代があるのですから、不思議ですね。
お名残り惜しい絶景、四阿山さん、またいつか…
山頂付近の急崖も無事に降り、ここからの帰路は自然観察をしながらゆっくり帰ります。ヒップそりで遊んだり、
ウサギが笹を食べてウンチをした跡や、シラビソの球果の芯を観察したり。
雪の沈降圧で樹木の枝が引っ張られています。この凸凹での尻すべり、お尻大丈夫でしたか?
旧火口淵となる場所を歩いてみると、凄まじいシュカブラを見ることができます。右の樹木は垂れ下った枝から新たな幹が生えてきた樹。伏条更新したのでしょう。
しっかり四阿山に登って、たっぷり自然観察もできた今日のスノーシュー、いかがでしたか? あらまS様、ハンモックをずいぶん気に入ってくださったようで…。じゃあ明日は一人一枚ずつ、ご用意しなくちゃいけませんね?!
四阿山スノーシュートレッキング(パルコール嬬恋からゴンドラ使用)
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/baragi_azumaya01/index.html