四阿山スノーシュートレッキングご案内



今日は東京都のT様方を、パルコール嬬恋スキー場のゴンドラを利用した四阿山スノーシュートレッキングにご案内させていただきました。


四阿山スノーシュートレッキング(パルコール嬬恋からゴンドラ使用)
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/baragi_azumaya01/index.html


このコースは群馬県側からだとゴンドラを使えば体力分野には初級者でも登れるコースですが、山頂手前の急崖と痩せ尾根は侮れなく、ピッケルとアイゼンをお持ちのお客様のみご案内させていただいております。そして、T様方はこの日のためにアイゼンとピッケルをご購入してお申込みくださいました。感謝いたします。



  


関東最長という全長3,200mのゴンドラ「パルキャビン」で一気に標高2,050mへ。ちなみに苗場スキー場にある「ドラ・コンドラ」は5,481mで日本最長ですが、新潟県なので北陸ということになりますかね。



  


ゴリラのような樹氷、まんまるの樹氷





全国的に4月中旬の気候となった今日。それにしても、温かい。というか登っていますから暑いです。ゲストのS様はTシャツになっちゃいました。



  


登山道にある案内看板はほとんど雪で埋まっていました。



  


まず最初の急斜面に到着です。ここで万が一、転倒した際の訓練をします。制動の練習、ピッケルの使い方、アイゼン歩行等…



  


登山家が深雪で使う、「二段踏み込み(ニープレス&フラット)」なんかもやってみました。



  


浅間山と嬬恋平野を眺めながら。



  


時折り見える四阿山頂が徐々に近くなってきました。



  


二回目の急斜面は、案内看板通りに行くと大変なので、右巻きに斜面をトラバースしつつ登っていきます。ここが森の中ですが結構急な坂です。





樹林帯を抜けると、まるで双耳峰の山の様に見える四阿山頂が見えます。ここからはさすがに風が出てきました。山頂で昼食は無理なので、ザックを置いて、身軽になって山頂を目指します。



  


最大の難所であるこの急崖ですが、今日の温かい天候のおかげで程よく緩んでいて、アイゼンの爪がしっかり雪に食い込んでくれました。それにしても南側の急斜面は凄いですね。場所によっては60度位あるところも!



  


通常、雪は白く見えますが、春の雪は青く見えます。春の雪は雪の粒ではなく、氷の結晶が固まったものなので、水(海)が青く見えるのと同じ理由で青以外の色が吸収されて青い光が目に達するそうです。山頂には野生動物の糞尿がありました。さぞかし気持ちよかったでしょうね…



  


そして、ついに、私たちも、





おめでとうございます、冬の四阿山登頂です!\(∇⌒\)☆



  


初アイゼン・初ピッケルで制覇した山が「四阿山」だなんて、私感激です。記念写真撮りまくりです。





壮大な北アルプスをバックに。この場所もいいですね。



  


下りも油断せずに一歩一歩。





いかがですか、天空の道。初めてのアイゼン登山でここを知ってしまうと、次が見つからないかもしれませんね。この短時間で絶景に来られるところはなかなか無いでしょうから。



  


  


日暈を背に、雲上の風景を満喫してかえってきました。





お疲れ様でした。おにぎりのおかずは、この雄大なロケーションです。ゆっくりしてください。



  


もう寝ていいですよ!って言いたかったですが、ゴンドラ終了時間がありますので、最後のひと踏ん張り、頑張って戻りましょう。
お帰りの運転は、どうぞ十分にお気をつけくださいますように。今回もご利用いただきましてありがとうございました。


四阿山スノーシュートレッキング(パルコール嬬恋からゴンドラ使用)
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/baragi_azumaya01/index.html






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