草津シズカ山スキー場付近でスノーシュー



今日はもう一つ下見です。草津スノーシューコースを、もう少し開拓したいのです。既存の草津レクの森や常布の滝コース、氷谷コースなどは、人工林で林齢も若く、「深山の霊気に打たれる」ような、濃厚な森林浴を味わうことができません。「森の案内人」である私の特徴を生かすためにも、成熟した天然林コースを、見つけたいのであります。



  


かつて草津シズカ山スキー場があった場所へ。廃業したスキー場までは除雪されていませんので、道路の途中に車を止めて、歩きます。おお、いい天然林がありますね。



  


さらに奥に進むと、草津町による、白根火山が火山活動活発化のために立入禁止とする、という告知看板がありました。こんなところから白根火山につながる登山道があったのですね。知りませんでした。この先は、かつての駐車場等で、イマイチだったので引き返すことにしました。



  


先ほど登ってきたときに右側に見えたミズナラ大径木、あれに会いに行きたい。ここから入りましょう。





おおお、素晴らしい森じゃないですか。遷移がまだあまり進んでいない溶岩流、その岩の上に実生の樹木が立派に成長しています。



  


ところが、歩き始めたとたん、ズボッ! と穴に埋まってしまいました。なんと、雪の下はそこいら中、穴だらけだったのです。うーん残念、3000年前の殺生溶岩はまだ穴だらけだったのです。うかつには歩けません。よく考えてみると、志賀高原の溶岩が流れたのは2万年前、それで「おたの申す平」のような凸凹だらけで歩けない地形なのですから、3000年ではまだまだ安心して歩くことはできませんね。


「道の駅草津」の北側は、すべてこの殺生溶岩に覆われています。草津温泉の街は、3000年前の溶岩流が止まった場所のすぐ下にある、ということです。


草津町に残っている天然林は、こういう危険なところしかないのかもしれませんね。


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さて、突然ですが、頭を丸めてみました。理由は、現在やるべき仕事が非常に溜まってしまっているのに、煩悩が邪魔をして仕事を速やかに進められないからです。これでサッパリきっぱりと行きたいものです。


どうかどうか皆様、温かくお見守りくださいますように。それでは!






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