鬼押出し溶岩流スノーシューの新たな場所を探して… part 1
「鬼押出し浅間園 浅間火山博物館」の自然遊歩道でのスノーシューが、踏み固められた雪が凍ってしまって春の開園に支障が出てしまうために、今年から基本的に立入禁止となってしまったので、他の場所でスノーシューで鬼押出し溶岩流ウオッチングができるところを探しています。今日は、浅間山溶岩樹型を訪問しました。
浅間山溶岩樹型までの道は、除雪がされていましたが、駐車場は除雪してはいませんでした。
このあずまやでは以前、野生きのこを採取し料理するイベントを実施させていただきました。浅間山溶岩樹型の説明チラシが新たに設置されていました。このチラシ記載文中に、「300m離れたところにある鬼押出し溶岩流の観察・体験」を進める記述がありました。ということは、私と同様に、嬬恋村教育委員会もここの鬼押出し溶岩流の崖を登り観察することを推奨しているようです。
さて、まずは浅間山溶岩樹型を観察。ここのうんちくはまた別の機会に。 …うーむ、
雪で穴が埋まっていて全く見られません。( ;´_ゝ`)
しかも、近寄りすぎて穴に落ちたらシャレになりませんね。冬に来るべき場所ではなさそうです。
杭が打ってある範囲が、国指定特別天然記念物の指定範囲なのでしょう。しかし、鬼押出し溶岩流まで繋がってはいません。
雑木林を進んで行くと、やがて岩塊がゴロゴロ転がっているところまで来ます。
目の前に現れるのが、鬼押出し溶岩流の溶岩側端崖です。この位置だと溶岩末端崖という言い方でも良いかもしれません。
では、登ってみましょう。
げ、岩が凍っていて、スノーシューのやわな歯では利きません。岩を踏まないように、雪だけを踏みようにして…
ぐわっ、穴に落ちた!これははっきり言って危険では?
これ以上、危険を冒して登る、登らせるのは無理です。
溶岩流の上に登ったら、もう少しは浅間山もよく見えるかな? いや、思い出しました。この標高だと植生遷移が結構進んでいるので、アカマツ等の陽樹が繁茂していて、あまり見えなかったのです。
安全ではなく、景観も良くない。ここでのスノーシューコース設定はやめておきましょう。
そして、付近はどうも私有地のように見えます。もっと標高高いところに行かないと、公の土地にはならなそうです…