岩櫃城 忍びの乱2014開戦!




2014年11月1日(土)〜2日(日)、東吾妻町のリゾートホテル『コニファーいわびつ』周辺にて、岩櫃城、歴史、武士、忍者、戦国時代、真田氏…などをテーマにした複合イベント、岩櫃城 忍びの乱」http://www.shinobinoran.com/) が開催されました!


私はイベント関係のまとめ役実行委員として関わっており、今日のイベント(体験教室・ワークショップ等)の多くをプロデュースさせていただきました。


(地域住民向け説明資料「岩櫃城と歴史を活用した観光産業促進による地域活性化プロジェクト〜千載一隅のひがしあがつま〜」
http://ecotourism.or.jp/pdf/20141101-02shinobinoran.pdf


また、浅間・吾妻エコツーリズム協会としては、『戦国の城址を巡るエコツアー』の企画運営の他に、『忍者修行ワールド』というアスレチックランドを実施運営することになっています。


私は『忍者修行ワールド』の実施運営につきっきりでしたが、実行委員会(多くは斉藤委員長)が記録写真を撮っておりましたので、イベント風景の一部をご紹介します。


【開戦式】


  

  


東吾妻町長を始め、吾妻郡町村会長、上州真田道推進会議議長、東吾妻町商工会長、東吾妻町観光協会長等が来賓としてお越しくださいました。


国家安康・君臣豊楽と書かれた陣幕真田幸村が一刀両断すると同時に、ドカーン!と花火と煙があがり、その煙の向こうからドンドドンドドンと岩櫃太鼓が現れる…という構想もあったのですが、あいにくの雨で太鼓の演奏は中止となり、ささやかな開戦式となりました。



    


そして、イベントに華を添えたのが『ちびっこ忍者』たち。彼らの「えいえいおー」の掛け声で、各プログラムはスタートしました。



  


当協会が担当した、人気のアスレチックランド『忍者修行ワールド』の様子は、以下のブログをご覧下さい。


【初 日】http://d.hatena.ne.jp/akagi39/20141101/1415535009
【2日目】http://d.hatena.ne.jp/akagi39/20141102/1415535009



【忍び雀士が迎え撃つ青空麻雀大会】


  

  

  


第一次上田合戦で7,000人の徳川軍が押し寄せてきた際、真田昌幸は1,200人の籠城兵にもかかわらず、櫓上で家臣と囲碁を打って余裕をかましつつ、徳川軍を見事に打ち破ったといいます。その精神を継承し、当地では一騎当千の岩櫃忍び雀士による真田雀勇士を編成。囲碁ならぬ麻雀で、町内外から襲来する雀士を迎え撃ちます。参加自由。予約不要。高得点の雀士には褒美をとらせる。最高得点者にはその後1年間の「岩櫃城主」の称号とともにオリジナル陣羽織が贈られます。

優勝トロフィーならぬ優勝陣羽織、いったい誰の手に?



【忍び染ワークショップ】


  

  


中之条ビエンナーレなどアートイベントで好評の小原一洋さんのよる染め物ワークショップ。手裏剣や刀など、ステンシルを使って、忍者の文様を布にあしらった忍者頭巾、トートバッグなどを作りました。



【ステージ・忍びジャズ】



  

  

  


    


さくら姫と忍者犬・ツノマルさんの司会進行により、ステージでは『忍びジャズライブ』が行われました。東吾妻町出身の三善香里さんによる「三善香里バンド」(土)、同じく東吾妻町出身の山野明彦さんらの邦楽ジャズバンド「月詠(TSUKUYOMI)」(日、)が出演。他に県内をさすらうジャズバンド「さすらい楽団」(土)が出演してくださいました。



【忍びテント村・物販】



 

    

  

    


岩櫃城忍びの乱オリジナルグッズ」の他、小松姫プロジェクトさん他、たくさんの商店様に出店していただきました。



【忍びテント村・食事】


  

      


オリジナル忍B〜級グルメが集まりました。毎年1度だけ「東吾妻ふるさと祭り」でしか販売しない稀少バーガー「紺屋町バーガー」も登場!忍び茶漬け、忍び巻き寿司、忍びラーメン?など。売り切れ御免だったお客様、申し訳ございませんでした。<(_ _)>



【ミニシアター&保健室】



  

  


『創作館』ではミニドラマ『忍びの乱、山を駆ける』が上映され、さらに会場全体の『保健室』も兼ねることになりました。原町の母ともよばれる小山先生が応援に来てくださりました。『忍者修行ワールド』に参加の子供達が修行している間、パパママは創作館でお茶菓子をいただきながらミニシアターを鑑賞し、時間を潰すことができました。K様、ありがとうございました。



【信州真田鉄砲隊】



    

  

  

  

  



我らが岩櫃城チビッコ忍者が「水鉄砲」砲術演武を(前座で)披露した後、そのままエスコートしてきたのは真田赤備えに身を包んだ信州真田鉄砲隊。上田城築城以前の真田本拠地?岩櫃山で、真田幸村大阪夏の陣で討ち死にしてから400年の忌鎮魂の演武を!400年の時を経て、火縄銃の爆音が岩櫃山に鳴り響きました。



【記念講演「日本刀の美と心」】



  

  

  


刀研ぎ師・鞘師として名高く、全国の刀職人たちが腕を競って出品する日本刀展覧会の審査員も務める剣持直利さん(東吾妻町在住)による講演。日本刀の歴史、各部の名称や特徴、つくり、日本語との関係や意味、美術品としての日本刀…など、様々なことをお話くださいました。質問もたくさん出て、地元の住民にとっても有意義な講演会になりました。



【五寸釘でペーパーナイフをつくる】



  

  

  

  

  


影のメインイベント?! とも名高い、『五寸釘でペーパーナイフをつくる』ワークショップ。人間国宝の刀匠・故宮入行平氏(長野県坂城町)の流れを汲む宮入一門会は、現在の日本刀界で最大規模の組織です。その宮入一門会による五寸釘を使って昔なつかしい手作りナイフを作る作業です。何と、宮入行平氏のご子息で家督を継がれている、宮入小左衛門行平様が直々にお越しくださいました。金床(かなどこ)に鉄を打てる、という体験も普通はできません。



【真田氏関連古文書展示】



  

  

  


あがつまの老舗、藤井屋や岩櫃城潜龍院などに伝わる真田氏関連の貴重な古文書や資料を展示。中には歴史民俗資料館ミュゼからお借りしてきたものもありました。担当の根津様のお話によれば、吾妻七騎末裔の武闘家・伊与久大吾様(日本姜氏門内功武術研究会主宰 http://kyoshimon.jiangshimen.com/)がお見えになり、伊与久様は古文書にも造詣が深く、鋭い質問にお手上げ思想になったところ、東吾妻町の柏崎さん(あみ整体院主宰)が実は古武道について精通しており、受け応えて難をまぬがれたとか!いやいや、東吾妻町、人材が豊富です。



【戦国の城址を巡るエコツアー】



    


『戦国の城址を巡るエコツアー』は、吾妻の戦国時代の歴史を語らせたら右に出る者はいないという、富沢朗さん(東吾妻城壘史研究会主宰 http://www.denno2488.com/)と、同じく戦国時代の城址の啓蒙や潜龍院跡地の整備を行っている「あざみの会」のご協力により、実施運営させていただきました。詳しくはAAES以下のWEBページをご覧くださいませ。


岩櫃城忍びの乱 特別企画】戦国の城址を巡るエコツアー
http://ecotourism.or.jp/shinobinoran.html



【その他】



  


  

  


東吾妻町合気道家、黒岩進先生らによる『合気道体験教室』、群馬県スポーツチャンバラ協会渋川支部による『スポーツチャンバラ体験教室』は残念ながら撮影に行くことができなかったようです。他には大道芸、手裏剣遊びコーナーなどもありました。真田鉄砲隊演武時には、消防車も念のため駆けつけてくださいました。




中澤町長もゴキゲンの様子です。d(-_^)Good!!


岩櫃城忍びの乱』この戦は、終わりませんよ〜!!





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