ネイチャーゲームとネイチャークラフトを実施しました。
あがつま都市山村交流アクションプログラム(http://ecotourism.or.jp/aes_action.html)の一つ、ネイチャーゲームとネイチャークラフトイベント(http://ecotourism.or.jp/aes_action/naturegame-craft20140813.html)を実施しました。
あがつま都市山村交流アクションプログラムは、中之条町入山地区にある、「花楽の里」の“うらやま”エリアの森 を森林整備して「都市と農山村の交流の森」にしようとするプロジェクトです。この森では地域の田舎で育った子ども達と都会の子ども達が、気兼ねなく走り回ったり、ツリーハウスの上で昼寝してみたり、時には共同で木登りやものづくりをしてみたりと、森の中で自由に元気に過ごしてほしいと思っています。
月に一回程度、親子で取り組むプログラムを用意しています。都市農村の新たな交流が生まれること、子ども達が自然を好きになってもらえること、そして中之条町を第二のふるさとにしていただければ、幸いに思っております。
花楽の里に9時集合。今日は首都圏からも数組来てくださいました。感謝します。今日の「森の達人」、一人目は群馬県のネイチャーゲームの鬼才・小崎昭一先生です。うーん眉毛の凛々しさに地球を守る力が秘められていますね。
花楽の里“うらやま”ヘGo! 行く手の道を渓谷が阻む…
なーんちゃって小川です。ここでは水中に手を入れてみたり、水生昆虫を見つけてみたり、温度を測ってみたりしました。
大きな栗の木の下で、小崎さんが優しい声で森のお話を聞かせてくれます。
最初のゲームは「ノーズ」から。象さんのノーズも紹介?!
子ども達も親御さんたちも、完全に小崎ワールドの虜になってしまわれたもよう…
では、私は午後の準備のため、山に入ることにしました。
あらま、目が覚めるように鮮やかな朱色の花。どうもタデ科、トラノオ系のようですが、種名が出てきません。花楽の里だから在来種の花ではない可能性もあります。
遅れてきた参加者を迎えに行って、帰ってくるとまたいろんなものが魔法のバッグから出てきていました。様々な生き物の写真、スズメバチのサンプル、虫眼鏡、聴診器…
森で宝物を見つけてくる…これはどう? あ、あれだ!
なーんてことをやっていたら、あっという間にお昼時間。午前中のにネイチャーゲームはこれまで。ひとまずは休憩です。
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では、午後からのネイチャークラフトを開始。今日二人目の「森の達人」は私・赤木道紘の出番であります。
今日は皆さんに作ってもらうのはドリームキャッチャー。悪夢を捕まえてくれ、いい夢だけを見せてくれるお守りです。そして、100%森にあるものだけで作ってもらいます。
まずは、外側の輪っこづくりから。では、各自で自分と相性が合いそうなツルを採ってきてくださいな。切る作業では大人スタッフの手助けも必要です。
次に紐づくりです。木の皮を剥いで、さらに鬼皮を削って、紐を作ります。4日前に切ったネコヤナギでしたが、ここ数日は雨天だったので樹皮はヌルヌル、いい状態です。
ネコヤナギもいいけれど、ハルニレの樹皮も使ってみましょうか。樹勢が弱く、将来が望めないハルニレを一本伐ってみましたが、やはり枯れそうなだけあって樹皮にも粘りがありませんでした。これは使えません。
それでも、みんなが頑張ってくれたので、ネコヤナギの皮がかなりいい量になりました。これを新兵器の器具でよりいい紐に…残念。手でやったほうがいいみたい。
家族でつくる、ピュア・ネイチャークラフト。上手にできましたね。
最後に、ドリームキャッチャーを飾りましょう。沢沿いにスゲがあるかと期待しましたがありませんので、持ってきた竹皮を使ってカタツムリを作り、飾ります。そして、色をつけて完成です。
今日の参加者様の、ネイチャーなご家族ばかりだったので、素晴らしいドリームキャッチャーができました。なんと終わってからも竹皮で「熱帯魚」づくりをすることに。うーんすごい熱心で上手で将来が怖い…
では、皆さんお疲れ様でした、そしてご参加ありがとう!新たなお友達はできましたか?
次回は9月中〜下旬に実施します。また来月、お会いしましょうね!