草津ベルツの森 自然観察スノーシュー
本日は名古屋からのお客様を、冬の草津ベルツの森へご案内いたします。草津ロイヤルコースで自然観察スノーシューです。
草津温泉 レクの森で自然観察 スノーシュー
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/kusatsu_rec01/index.html
ご宿泊は草津温泉ホテルヴィレッジです。ご到着する3時間前に橋詰ガイドと最終下見です。
ヒノキとサワラが並んでいる場所を見つけました。自分一人では気づかなかった場所です。いい眼をしています。助かりますね。
ツキノワグマが木登りした場合、樹木に縦の爪跡が残ります。ところがこの傷跡は、不思議なことに横に筋が入っています。こういった傷跡は、たくさんの樹木にあるのです。しかも傷の輪は幹のいろんなところにある…
今日、ようやく解りました。きっとアイツの仕業です。
サワラの広場でふと見上げると、ここにも合体木が!ハウチワカエデとカラマツです。これで3種類、4箇所の合体木を確認してます。全く摩訶不思議な森ですね。
捻れの凄い樹木を通過して、見上げれば、葉が引っかかっていました。これはハリギリ。おお、次々に新しい樹木が見つかりますね。
げ、また合体木!Σ(゚ロ゚」)
これはカラマツとクリですね。これでこのコースには4種類、5箇所の合体木があります。
ミズメも見つけました。この樹木はサロメチールの匂いがする、変わった木なのです。
ハリギリの大木。冬でも実が結構残ります。山ウドやコシアブラとよく似た実が…
ミズナラの冬芽とヒノキの森ポイントも確認。
ミズメの大きな木がもう一本あるな…
えー!また合体木? (ノ゚ρ゚)ノ ォォォ・・
これで草津ロイヤルコースにはちょっと調べただけで、5種類、6箇所の合体木があることになりました。全部でいくつあるのか、もう見当もつきません…
樹皮だけだと、クリとコナラはよく似ているので間違えやすいのですが、冬芽を見れば一目瞭然。これがクリの冬芽です。コナラやミズナラのように頂生側芽はありません。
そして昼過ぎに、お客様がお見えになりました。スノーシューの魅力は通常は笹藪で行けない場所へも自由に行けること。いかがですか、冬の森は?
展望所から、本白根山が見えなくて残念でした〜でも、だからこそお話することができた、吾妻郡に伝わる、日本武尊のもう一つの「あずまはや」伝説、忘れないでくださいね。
では、明日は本白根山です。今日はごゆっくりお休みになってくださいませ…
草津温泉 レクの森で自然観察 スノーシュー
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