嬬恋村 愛妻ブランド開発 第1回ワークショップ



「愛妻家の聖地」として「愛妻の丘」中心に村の活性化に向けて愛妻の村づくりに取り組んでいる嬬恋村が、日本愛妻家協会とタイアップして「愛妻家の聖地」をブランド化し、愛妻文化、それにまつわるサービスや商品を観光資源として具体化していこうと考えています。


私も、ワークショップに参加させていただくことになりました。


エコツーリズムで成立させるべき観光資源とは自然だけではなく、地域の歴史伝統文化など、人々の営みにより育んできた固有のものことも含まれますので、「愛妻家の聖地」が地域文化として認められていれば十分、当協会が愛妻を推進する理由になります。さらにそれが「残すべきもの」であれば尚良いわけです。


また、地域資源の保護と発信+観光業の成立+地域振興の融合をめざす観光=エコツーリズムでありますが、潤いをもたらすべき地域が全国の中山間地域と同様に、少子高齢化・過疎化の問題を抱えています。やがて若者の流出 → 後継者不足 → 限界集落 → 集落の統合、消滅…となってしまえば元も子もありません。よって、「愛妻」をすすめることにより地域住民の結婚や子作りが促されたり、「愛妻家」が移住してきたりすると地域が継続される、いや、明確に発展することになります。この、「『愛妻の村づくり』を推進することによって地域の少子高齢化対策をする」ということが、当協会が支援推進する最大の理由であります。



  


嬬恋村長の挨拶があって、下谷総合政策課長が挨拶をしました。日本武尊弟橘媛の絵が描かれた「キャベツと愛妻の村」ポスター。この画像が今後、いろんな場所で見られることになるかも?!



  


日本愛妻家協会の小菅隆太さんが、今日のワークショップの進め方を説明しました。山名清隆さん直伝の、創造力を最大化させるクリエイティブ5原則とは、

  1. 計画を制限の外側で楽しめそうか
  2. 予想を超えた素敵な出会いを生み出せそうか
  3. 偶然が偶然を呼ぶ胸が高鳴るリズムを感じるか
  4. 悠々と巻き込んで堂々とそこに立っていられるか
  5. これで誰かを幸せにすると確信しているか

だそうです。



  


続いて、有澤卓也さんがスピーチ。日本愛妻家協会には有能なグラフィックデザイナーがいると聞いていましたが、このお方がそうなのですね。



    


嬬恋村の人口、就業人口の推移 …うーんやはり少子高齢化対策は必要ですねー。日本全国そうだと思いますが。観光客の現象は、スキー客が減少していることが理由でしょう。近年、別な要素により持ち直してきた感もあります。





ワークショップ開始。あーだこーだ、うんぬんかんぬん、ワイワイガヤガヤ…



  


うちらの班では「マスの死骸」という情報がありました。養魚場のマスを鳥が泥棒して、食べ残したもの?が落ちているのだそうです。中には筋子も!ちえさん家の犬が咥えてくるそうです…



  


そして、嬬恋高原ブルワリーの黒岩修オーナーは「白フクロウ」と!
シロフクロウの素材は浅間山麓国際自然学校の橋詰さんもご提案され、会場はシロフクロウの話で盛り上がりました。黒岩オーナーの話だと、北の方から冬の期間だけ、南下してくるそうなのですが、私はまだ見たことがありません。トラフズクは、たまに見かけていたのですが…

ちょっと Wikipedia で引いてみます。

シロフクロウ

フクロウ目フクロウ科に分類される鳥類。名のとおり白色の羽毛に覆われた大型のフクロウで、北極圏のツンドラ地帯に分布する。繁殖期には北極圏に広く分布する。冬は多くの個体がユーラシア大陸北アメリカ大陸などの亜寒帯まで南下し、日本でも北海道でまれに見られる。鳥取県広島県など、さらに南で記録されたこともある。日本での記録はほとんど冬だが、北海道の大雪山系では夏に記録されたこともある。

全長は50cm-65cm、翼を開いた翼開長は140cm-165cmほど。羽毛は白色で、足の指まで羽毛が生えており、短いくちばしも顔の羽毛の中に埋もれる。目の虹彩は黄色で、くちばしは黒い。成熟したオスがほぼ純白なのに対し、メスと若鳥は黒や褐色の細かいしま模様がある。雛の羽毛は灰色がかっている。また、メスの方がオスより大きく、フクロウ類にしては珍しく雌雄の判別がしやすい。

ツンドラ、草原、湿地、岩場などの開けた場所に生息する。本種はフクロウ類の中では例外的に日中でも活動する特徴がある。これは、北極圏の夏は夜がない白夜のためである。

めったに木にとまることはなく、単独で平原の氷塊や岩、切り株などの見通しの効く高い場所に止まって獲物を探す。狩りは朝夕に多く行われるが、日中でも活発に活動する。主な獲物はレミングやヤチネズミなど小型ネズミ類で、稀にカモ類などを捕食することもある。レミングを捕える時は他のフクロウのように直接飛びかからず、レミングの掘ったトンネルの上でピョンピョンと跳びまわり、驚いてトンネルから飛び出したレミングを襲う。

トラフズク

ユーラシア大陸アメリカ合衆国、エジプト、カナダ、台湾、日本、メキシコ、モロッコに生息する。

主に生息地では周年生息するが、冬季に獲物を求めて不規則に渡りを行うこともある。日本では基亜種が周年生息する(留鳥)で、寒冷地に分布する個体は冬季に南下する。全長38cm。頭部から背面の羽毛は灰褐色で、褐色の縦縞が入る。腹面の羽毛は黄褐色で、黒褐色の縦縞が入る。虹彩はオレンジ色。外耳状の羽毛(羽角)は発達する。
針葉樹林や広葉樹林に生息する。単独もしくはペアで生活するが、冬季には小規模な群れを形成し集団で眠る。夜行性で、昼間は樹上で休む。鳴き声は日本語圏では低音で「ウーウー」と聞こえる。


やはり、私が夏に夜の万座で見た、木の枝に止まって「ウホウホ」鳴いていたのは間違いなくトラフズクですが、橋詰さんが開けた道路で見た、翼を広げたら2m近くあったとか、黒岩オーナーが言う冬にだけ渡ってくる…というのは、確かにシロフクロウなのかもしれませんね。これは面白いニュースです。私も見てみたい!





そんなことで各班が発表した五大嬬恋はこのようになりましたー。これを踏まえて、その前に行ったワークショップの資料をもとに、嬬恋村愛妻ブランド開発会議は進んでいきます。






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