15年ぶりの再会



ボイスデザイン株式会社の丹羽さんが三鷹から私を訪ねて吾妻まで来てくださいました。なんと15年ぶりの再会です。丹羽さんは昔ジャパングレーラインにいて、国内初の24時間オンライン空室照会予約システム「QA24」を企画デザインし全国に浸透させた一人です。やー懐かしいですね〜





JR吾妻線群馬原町駅までお越しいただき、まずは昼食、最近はやりの中之条町ふるさと交流センター「つむじ」へ〜と思ったのですが、なんと今日はお休み。ガーン。仕方が無い、ベイシアで大好きなお寿司を買って東吾妻町のお菓子屋さん「藤井屋」へ。



  


吾妻の銘菓をご紹介。丹羽様には私がエコツアーで使用している「政右衛門」と「時空をこえたラブレター」を買っていただきました。私は私でまだ食べたことの無い、定番の和菓子を購入してみました。食べてみたところ、やっぱり私は伝統的な和菓子よりも前出した洋菓子の方が好きですね〜エコツアーで出すコーヒーにも合いますしね。



  


最近知った、実は親戚筋だったという、三島の「丸橋農園」でリンゴ「名月」を買って、吾妻峡温泉「天狗の湯」へ。



  


ここは入館料400円で、3時間滞在できます。その間、休憩室は使い放題。ここで、持ち込んだ食べ物をいただきました。ここはなんと、12ヶ月券というものもあって、それが30,000円です。毎日通えば入浴料金が1回82円位になってしまうということ。自宅のお風呂に入るよりも安くつくかも?!



  


ゆっくりできる座敷に落ち着いたところで、丹羽さんの最近の仕事を聞かせてくださいました。この「ジャパンフェスティバル」たる企画書は、日本から、日本酒及び日本文化を世界に発信したい人達を一般募集して海外(イタリア)に連れていき、そこで彼らに日本を紹介するイベントを準備から実施・片づけまでを一貫して行ってもらい、「草の根国際交流」を体験してもらうというもので、2010年7月の実施では大盛況だったそうです。


ジャパンフェスティバルinイタリア サン・ベネデット・デル・トロント 実施報告書
http://www.delsole.st/news/report_japan_festa_2010.pdf


そして2015年には、万博をやるイタリア・ミラノでこれを実施するのだそうです!

ひぇ〜小市民の私がこれに関わってくるイメージはあまりできませんが、雅楽とか神楽とか獅子舞とか向こうに持って行けたらいいですねー。東吾妻町にはそういう日本の年中行事や伝統文化が割と残っていますし。お隣の中之条町さんなら、文化的なイベント大好きですから町として乗るかもしれませんね。



  


この「アイーダ」というオペラのチラシは、野外オペラ本場イタリア・ベローナの舞台をそのまま船便で日本に運び、東京ドームにセッティングして、世界最古のラブストーリー『アイーダ』を公演するというもの。いや〜仕事がでっかくて困りますね(笑)。


しかし、3日間で10万人を呼び込む予定だったイベントも、宣伝が上手くいかずこのイベントそのものがポシャってしまったようです。損害は億単位になっているとか!…どうも、裏に韓国企業とのドタバタがあったようです。


オペラ「アイーダ」公演中止の舞台裏 ドタバタ劇の背景に“韓国企業”
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130829/dms1308291537016-n1.htm



  


ところで、天狗の湯のすぐ裏には、「あがつまふれあい便益施設」として新たな道の駅のような、直売所のようなものができるみたいです。東吾妻町の吾妻渓谷発信基地として発展してくれればいいですねー。楽しみです。





天狗の湯を出る時、玄関に藁細工の亀を発見!おお、これはものづくり塾でぜひ取り扱いたいですね…え!初めて作ったですって?その人、ぜひ紹介してください。



  


夕食は「やまと屋本店」で。居酒屋のような、ファミレスのような。お手頃価格の蕎麦と丼のセットメニューをいただきました。




思えば15年以上前、ジャパングレーラインの丹羽さんが電話回線を使った24時間オンライン予約ツール「やどオン」の宣伝のために万座温泉ホテルに見えた時は、まだまだインターネット予約が浸透する前で、それに同意し推進した私は社内で針ムシロにあったっけ…。その後、ビッグホリデーやらじゃらんやら旅の窓口やらいろんな企業が急激にオンライン予約ツールを発展構築させ、宿泊予約のスタイルは一気に変わり、丹羽さんは旅行会社からイベントや国際交流分野へ、私は万座で少しの盛枯栄衰を味わい、また派閥争いに巻き込まれ、薄利多売路線に失望して退職しエコツーリズムの道を歩みました。


全く違う立場になった二人ですが、お互いにモノカネ主義では無い、もっと大切なものを信条にした商いをしているみたいですね。私達は、あの時とは違った、また別の夢を一緒に追う事ができるかもしれませんね。うん、ぜひ、そうさせてください。






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