花楽の里“うらやま”森林調査
花楽の里の“うらやま”に来ています。ここで森林整備&森林レクリエーションの交付金を得て事業をする予定なのですが、かつて牧場地として開かれた当地は、森林化したエリアとそうでないエリアがあり、具体的に両者の面積を算出しなくては、事業計画書が作れません。
本当に雰囲気の良い場所です。この場所をエコツーリズム・都市山村交流の基地にできたらどんなにいいだろうかとは思いますね。
ここにはフジバカマがたくさん植えられていて、渡り蝶・アサギマダラがずいぶん飛来しています。さて、調査した証拠写真を撮って、
もうちょっとアサギマダラを観察。来年は事業の中でアサギマダラマーキング観賞会もできたらと思っています。ここのアサギマダラは、マーキングされていない模様です。私としては、夏に上信越高原〜三国山塊あたりのヨツバヒヨドリに吸蜜していた個体が休憩で寄っているような気がしています。
散策路を歩いて上部へ。もう、夏を賑やかした花々は姿を隠しています。
花楽の里から見る浅間山もなかなかいいものです。しかしここ、森林セラピー基地にならないかなー。
森に入ってようやく見つけました。境界標と石杭です。「図根点」という文字も見えます。
しかしこの、昔牧場だった頃の金網は、子どもたちが走り回れる場所にしたい我々としてはとても邪魔です。撤去させてもらわなくては。
さて、だいたい図面に落とすことができたので、ここの芸術作品を見ていくことにします。中之条町は2年に一度の芸術祭典、『中之条ビエンナーレ』の季節なのです。
遊歩道の中に設置されていたのは熊谷雅さんの作品『土壁の小屋プロジェクト(芝棟一屋根の花園)』です。外見は感じいいですよねー。中に入ると屋根が無いんですが、どういうことなのかな?こちらの作家さんは前回、笹小屋を作られていて、その再生プロジェクトもあるようです。行きたいな〜。
笹小屋再生プロジェクト
http://nakanojo-biennale.com/event/sasagoya-project2013
建物の中にあったのは、高島芳幸さんの『中之条の壁 あるいは中之条地区で消費された段ボールの箱を積む』です。
…うーん、芸術ってやっぱり意味不明かも!
まーとにかく、町中に芸術作品が展示されていますから、ぜひ来てみてください。
中之条ビエンナーレ
http://nakanojo-biennale.com/