バナナトラップづくりと夜の自然観察会(ナイトウオーク)




今夜は、無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場様より、夜の自然観察(ナイトウオーク)の案内人(インストラクター)をご指名いただいています。


何度か下見で回ってみたところ、やはり「野生動物に偶然出会う」というシチュエーションにはなりそうもないので、子ども達が喜びそうなカブトムシ・クワガタ系を見せたいと思い、以下のサイトを参考にバナナトラップを作ることにしました。


バナナトラップ(詳細版)(千生狼一家さんのブログ)
http://blogs.yahoo.co.jp/miburo_snow/32725658.html




  



千生狼一家さんのブログでは、バナナを5房使い、大きなトラップにしています。こんなにでかいトラップを仕掛ける気はないので、私はひと房だけにしました。一本、友人から傷んだバナナをもらったので、それを混ぜ、私も健常バナナを一本いただきました。うん、成功するかな?まずはバナナを2センチ大にちぎって、




  


皮も1〜2センチの大にきざみます。砂糖をやや多めにと、ドライイーストを少々入れ、




  


アルコールを入れます。焼酎が良いとありましたが、最近は焼酎は飲んでいません。日本酒くらいですが、赤ワインの方が来そうな気がするので、赤ワインにしてみました。これを混ぜ合わせ、車の中で半日発酵させます。






それにしても、 臭っさ〜




さあて、どこに仕掛けようかな…




  


20時、センターハウス横のレンタル棟を出発。曇ってきそうだったので、スタート後すぐに星空観察をして、湿原を渡り、ボートハウス方面に少し移動。途中では「ギャーッ」と、謎の動物の鳴き声が聞こえてきます。


驚いたことに、ルアー・フライ専用デッキの手前で、ヘイケボタルが飛んでいました。しかも一匹だけ。微妙な数ですが新発見です。バラギ湖にはホタルはいないはずでしたから。




  


残念ながら、バナナトラップにはカブトムシもクワガタもかかっていませんでした。もともとバラギ湖は涼しさが売りの高原なのでカブトムシ系は少ない、2時間前の仕込みでは足りなかった、量が少なかったので匂いが拡散しなかった。赤ワインよりも焼酎の方が揮発する…などが原因だと思われます。


それでも、子どもたちはスズメガに驚いたり、匂いの出る植物を嗅いでみたり、鳥の巣を発見して感動したりしていました。そうそう、篠笛でも一曲お披露。うーん、やはり私には私なりの自然観察とおもてなしがあり、そのスタイルに新しい技術が加わりなじんでいくには相当時間がかかるようです。それでも、バナナトラップ、ぜひもう一度(次は完全にカブトムシをゲットするつもりで)チャレンジしてみたいと思います。






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