2012「中央ろうきん助成プログラム」パートナーミィーティング出席





今年の「中央ろうきん助成プログラム」に、応募した、ものづくり伝道師「浅間・吾妻塾」が、採択され、事業をスタートさせることになりました。




【目的】昔ながらの「ものづくり技術」を持っている達人方は年々高齢化しており技術の継承が危ぶまれている。また若手の職人達は日の目を見にくい状況にある。一方、当地域は大型リゾートホテルが立ち並ぶ観光地でもあり、宿泊施設等から、来訪者に対してのものづくり体験指導のニーズがある。今回の事業で地域の達人たちと観光施設を結び付け、新たな活躍場所・生きがいを創出し、若い世代に技術の継承をしたい。また、地域の来訪者に対して、どこにでもあるクラフトでは無く、当地域ならではの「ものづくり」を体験していただき、地域の風土を肌で感じていただきたい。さらにはこの機会に、若手の職人達にも脚光を浴びせるチャンスを創出したい。




【概要】浅間・吾妻の「ものづくり達人」を講師、或いは師匠とする「ものづくり伝道師・浅間吾妻塾」を数回開催する。講習が終わった「ものづくり」の手順は事務局で「体験指導マニュアル」を作成し、後日参加者に配布する。マニュアルは各自復習し、観光施設等の依頼に備える。


【伝統工芸技術、民芸品】

  • 嬬恋村  --- 門松
  • 長野原町 --- キジ車(小正月に作る木工工芸品)
  • 草津町  --- 湯もみ細工(昔の着物裏地・メリンスを温泉に浸し変質させた幻の生地「温泉ちぢみ」を使った小物)の復元
  • 六合村 --- こんこん草履(わらに布を巻き肌触り良くした草履)


ということで、この事業を長年続けることができれば、当地域における伝統工芸技術の担い手、伝承者をたくさん輩出することができます。修学旅行等の教育旅行の際に、ものづくりを依頼されることが多いのですが、ありきたりの工作キッドを購入して実施したり、付け焼刃のリース作りなどをインチキラクターが指導する様なことではなく、当地に根付いた、当地らしいものづくりを提供することができるのでは?と思っています。




  


中央労働金庫本店ビルは、1階の入口に最新の機器を取り入れていて、ビルの中に入るのが私にとってはまるで未来の世界に入る様な気分でした(笑)。開会の宣言がなされ、中央ろうきんのお偉様方が挨拶をなさいます。




  


選考委員長の赤塚光子さんの御挨拶。助成金決定の皆さまに激励の言葉がありました。そして各地域ごとに贈呈式です。この贈呈式が長いこと!1時間以上かかりました。






途中までは逐一拍手をしていたのですが、キリが無いので後半は受賞者のインタビューと豊富だけ聴くことにし、あとは気になる本を読んでいました。子どもの頃に読んだシートン動物記・大灰色熊の一生です。


シートン動物記〈3〉大灰色熊の一生 (フォア文庫)

シートン動物記〈3〉大灰色熊の一生 (フォア文庫)


うーん、やはり熊が死ぬ時は、あの行動に出るのですね…。嬬恋のツキノワグマも北アメリカのグリズリー(灰色熊)も同じでした。


どんな行動なのか知りたい人は、ぜひお読みになってくださいませ。




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