野地平スノーシュー



今日は野地平スノーシューコースを下見に行きました。干川さんと今井さんも急遽参加してくれることになったので、今日こそは正規の安全ルートを見つけることができると思っています。


私を含め、協会メンバー6人で行って参りました。




  


ゴンドラを下りて、まずはゲレンデの連絡コースを登り、浦倉山方面に進みます。そこで、まずは旧四阿山火口を覗きこみます。







まずはここで北アルプスの観賞です。槍ヶ岳が見えるかな?と思いましたが、残念、やはり根子岳に隠れて見えていません。今井さんが言うにはもう一段高い尾根に登れば見えるそうですが、野地平スノーシューコースでは遠回りになるので、その設定は難しそうです。




  


そして、右下の方に氷爆が見えます。あんなに立派なものは米子大瀑布以外にありません。恐らくあれは高さ85m、滝口4.5mの不動滝です。




  


火口沿いを歩くと、なかなか雰囲気のある天然林を通りました。下側に穴のある洞は、野鳥の巣としてもヤマネの冬眠場所としても都合の良い場所です。




  


緩やかな丘状の場所。来年は、ここで雪洞作り体験をやろうという話題が出ました。ここで後ろを振り返ると、







四阿山の山頂が良く見えます。




  


浦倉山山頂では、誰かが雪洞を作った跡がありました。ここで食事をして、野地平に下ります。




  


さて、ここからが問題です。前回の下見では、新川源流の絶壁に出てしまいました。今回はバラギ高原の山の主でもある干川さんと今井さんが先頭ですから、安心してついて行きました。すると…







ありゃま!前回の私と同じところに出てしまいました Σ( ̄□ ̄;)!!


どうやら、兄弟で通る尾根を左右別でイメージしていたようです。




  


さて、仕方が無いので、この絶壁を下りつつ右の野地平を目指します。




  


自分一人でこを下り、そして登った時には、そう難しいコースだとは思いませんでしたが、やはり他人様にはキツイらしいことがよく解かりました。でも、転げ落ちても登ってこられる場所です。このコースそのものは変化に乏しいので、お客様によってはお連れしてもいいのではと思いました。




  


崖を登った跡はダケカンバ林があったり、逆に針葉樹ばかりの森があったりします。




  


今日は空に終始日暈(ひがさ)が出ていました。雪上にあった謎の穴が気になりました。







あの森を抜けると、野地平です。




  


湿原に向かって歩いて行きます。徐々に立ち木が少なくなって行きます。







あの、看板の向こうが野地平湿原です。今日は雪の状態が足を取られる雪だったので、あの真ん中には行きませんでした。固く締まっている時なら、中央に行ってのんびりすると良いですね。




  


右の沢を越えると、また同じような湿原風景が。迷いやすい理由が解かります。




  


そして、急崖があり、ダケカンバの中を歩いて行きます。







ここからは思いがけない四阿山山頂の姿を見ることができました。この形が見られる場所は他にはないと思います。







浅間山に向かって下りて行きます。




  


パルコール嬬恋スキー場のモデラートコースに出ます。もっと下に出ても良いのですが、今日のように雪の状態が悪い時は早めにゲレンデに出るようにします。




浦倉山と野地平スノーシューダウンヒルは、ゴンドラ営業終了まではご案内が可能です。
もし宜しければ、エコツアープロにご案内させてくださいませ。


浦倉山と野地平スノーシューダウンヒル
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/baragi_urakura01/index.html




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