白根山湯釜スノーシュー



今日はもう一つ。草津白根山国道292号線の最大の見どころ、白根山湯釜へのスノーシューコースを下見してきました。



  


ロープウェイ山麓駅までは車で行けます。ロープウェイ往復券は1,500円です。




  


約8分間の空中散歩。凄いところに建設されたのものだと改めて感心します。山頂駅の脇から森に入って行きます。




  


逢ノ峰の東側、国道292号線との間を通って行きます。ほどなくして白根火山がチラチラ見え始めます。




  


シラビソの樹上にはエノキタケの様な不思議なものが出ています。あれは球果の芯です。ノウサギの足跡を観察したりします。







出発から30分位で、白根火山の全貌が見えます。こういう景色のところまで、ほぼ平坦に来れる手軽さも魅力です。




  


冬は雪上を歩く場合はどこからでも登れそうな状態です。私はまずはこの方向から登ります。道中では雪面に風紋が観察できます。ということは、今日は穏やかですが、通常は風が強い場所だということでもあります。




  


白根隠し、または御巣鷹山と言われるのがあの岩場の高まりです。ピークには白根神社奥宮があります。白根神社はかつて上州の最高位の神社でした。由緒正しい、パワースポットなのです。さて、歩道にあたりました。コンクリートが露出しています。







白根山湯釜に到着です。現在、草津白根山は約25年周期の活動期に入っていますので、本来ならば500m規制のために、ここには行ってはいけません。しかし、冬期は見張っているわけにもいかなく、かなり多くの人がここから眺めていると思います。ロープウェイ山麓駅で、白根山の活動状況を確認してからにすると良いです。




  


1982年〜1983年の小規模噴火では、火口の中では北東の位置から噴火したようですが、その辺りと、火口の中央からも硫黄が噴出しているように見えます。火口の縁を登って行きます。







水釜も大きな火口です。草津白根山は火口だらけなのです。




  


水釜と湯釜を撮ってみます。さて、時間があれば白根山地蔵岳に行きたいところなのですが、ロープウェイの最終乗車が16:00なので、もうタイムリミットです。この景色を最後にして、下山することにしました。







雄大な白根火山火砕丘を降りて行きます。




  


折角なので、弓池の方に寄ってみました。木道の階段は露出していました。




  


蓬莱岩を右に見ながら、弓池を渡ります。







弓池を渡り切って振り返るとホラ!素晴らしい景色でしょう。




  


裏手に回り、弓池のもう一つの湿原や蓬莱岩を観賞して、




  


逢ノ峰の森に入って行きます。シラビソ、トウヒ、コメツガなどの亜高山帯針葉樹林です。




  


森の中では、たまにしゃがんでみましょう。森の動物と同じ高さで見るとまた違って見えます。雪や風の現象に気付いたり、居心地がいい場所を発見したりします。







後半の、逢ノ峰に西側を通ってくるこのコースは、見た目よりも片斜面はきつくありません。針葉樹の芳香成分をたっぷり吸い込みながらの森林浴でした。




  


ロープウェイ山頂駅手前のゲレンデに出ます。16時に間に合いました。ホッ。





最後は、ロープウェイに揺られながら余韻に浸ります。




このコースは、アップダウンが少ないですし、景色の変化や森林浴も味わえますので、森林セラピースノーシュー的にもご利用いただけます。ただし、通常のコース設定としては白根山地蔵岳にお連れするコースにしたいと思っています。




白根山湯釜と地蔵岳(白根火山ロープウェー使用)スノーシューは、4月中旬までご案内が可能です。
皆様のお申込みをお待ち申し上げております。


白根山湯釜と地蔵岳(白根火山ロープウェー使用)スノーシュー
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/kusatsu_yugama01/index.html




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