烏帽子岳スノーシュー
角間山の後は、烏帽子岳に行ってきました。烏帽子岳は2月12日に行ってきたばかりの(烏帽子岳スノーシュー)なのですが、前回は青空の下で撮れなかったので、ホームページの素材用に、晴れた日の写真を撮りに来ました。また、前回の吹雪の時と、今日の様な好天気の時との違いも見ておきました。
ロッジ花紋横の林道を登って行きます。ツグミが出迎えてくれました。
カラマツ美林を経て、中分岐を直進します。
岩場の針葉樹林や、崩壊地のシラカンバ−ダケカンバ林を通り抜けて行きます。
やがて、森を抜けだし鞍部に来ます。9日前に来た時には吹き溜まりになっていた場所ですが、天気が安定してくると感じがずいぶん違います。
晴れた日なら、ここで休憩しない手はありません。これから登る烏帽子岳の山容をじっくり鑑賞できます
左手にカラマツ林、その先に森の中なのに稜線になっている不思議なところがあります。
ここは風の通り道で、雪庇が発達し稜線のようになります。右上から真っ白な烏帽子岳山頂の姿が目に飛び込んできます。
このまま左に少し登って行き、いったん右にカーブしまた少し進みます。
烏帽子岳の姿もしばらくお別れです。ここからは山頂から離れる形で斜面に対して左に登って行きます。
この長い登り道は、初めのうちは緩やかですが、やがてかなり急な片斜面を進むことになります。アイスバーンなら本格的に危険なのですが、そこまで固くはならない場所だということと、急斜面の下(左下)側は、案外なだらかになっているので、落ちてもすぐに止まりそうです。
後ろを振り返るとパックマンの様な篭ノ登山が。もう少し下で振り向けば顎が綺麗に出たのでしょうか。最後の急斜面を直登すると、烏帽子岳稜線に出ます。
稜線からは八ヶ岳と佐久平の街並みが見えます。あちらは東御市方向です。この先、ずうっとこの景観の中を山頂に向かって歩いて行きます。
いざ、山頂へ。上から登山者が下りてきました。
烏帽子岳の稜線は大きく長い雪庇が発達します。この雪庇をみるだけでも価値があります。
左手のガレ地と佐久平の風景を眺めながらの雲上登山。やがて、大きな岩をくぐり抜けると、山頂らしいものが見えます。
ところが、この頂に登ると、その向こうに真の烏帽子岳山頂が姿を現します。
佐久平の眺めは、このダマシ山頂の上からが最もよく見えます。八ヶ岳と東御市方面。
では、いざ烏帽子岳山頂へ。途中、岩の横から北アルプスの山々が顔を出します。
烏帽子岳山頂につきました。まずは四阿山と根子岳のWピラミッドを観賞します。
そして、山頂の先の崖を覗きこみます。ここはかつての火口壁だといわれています。太古に存在した、壮大な風景に思いを馳せます。
この崖下にある大岩は遠くからでも目立つ岩です。さんざん景色を楽しんだら下山します。
さて、順調に下山していたら、ダマシ山頂の手前で、左に降りている足跡がありました。かなりの急斜面なので、一瞬ドキッとしましたが、よく見てみると、ちょうどあの、吹きだまりの場所に一直線で下りられる場所の様です。これはネイチャー赤木としては…
行くっきゃないでしょー!(o゚◇゚)ゝォオオ!
あー楽しかった。
最後は、左に登って行く登山道にぶつかります。そう目標にしないと、吹きだまりの下は結構深い谷なので、誤って下りてしまった日には大変なことになります。ご注意ください。
烏帽子岳スノーシューは、4月上旬までご案内が可能です。
皆様のお申込みをお待ち申し上げております。
烏帽子岳スノーシュー
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/asama_eboshi01/index.html