浅間牧場 − 白糸の滝 ハイキングコース下見
今日は浅間牧場から白糸の滝コースを歩いてみようと思っている。このコースは、浅間山の裾野にのんびりとした牧場の風景が広がるコースと聞いている。また、最近はMTBコースとして、或いはノルディックウオーキングコースとして注目されている。
浅間牧場スタート地点の売店。観光地らしく若い子がたくさんいる。
ここにはきれいなトイレがあるのがありがたい。スタート基地としては好都合。
売店から歩いて10分ほどで、とても景色の良いあずまやがある。ここで、ランチを食べるのも、浅間山北麓の別荘族の楽しみなんだと思う。
その先にあるのは「丘を越えて」の碑。看板に書いてあることを書くと、
『 日本歌謡曲のなかで体中にもっとも広く、永く愛された「丘を越えて」は昭和6年に島田芳文作詞、古賀政男作曲、藤山一郎唄というフレッシュコンビで世に出、大ヒット以来今日まで愛誦されている。
その作詞者島田芳文(明治31年〜昭和48年)は北軽井沢をこよなく愛し戦後は浅間高原の近くの山荘に住み自然を友として悠々自適の生活に生き、この碑をみずから庭に建て名作を生んだ若き日をなつかしんでいた。
没後これを唄の舞台になった丘に移し大衆の想いに触れることを念じここに建立される運びとなった。 −長野原町、北軽井沢観光協会』
だそうでございます。
群馬県がつくった緊急退避所はどうしてここにあるのか解からない。浅間山からはかなり離れていると思うが…。
ここから、景色としては高木の並木道が続く絶好の森林浴コースとなる。左側の林の向こうには牧場が広がっており、時おり木々の隙間から草原が見える。こういう環境が、ヒトが猿だった頃にジャングルからサバンナに出てきた環境と似ているので、ヒトは落ち着くのだという。
並木道の向こうが開けて、また草原に出る。ここにもあずまやがあり、ベンチ、緊急避難所がある。足元が砂利道で色気が無い分、設備面ではずいぶん整っている。
ヤマラッキョウの花がまだ咲いている。こして公衆トイレ。
ここからしばらくは車道を歩く。とはいっても牧場内で公道では無いためか、車とは一度も行き合わなかった。やがて歩道と車道に分かれる。
「熊出没中 缶をたたいて通行注意」のとおり、アスファルトの上にあったのは熊の糞だろうか。
天丸山に到着。ぐるっと見回したが、周囲の木がかなり高くなっており、そんなにいい景色は望めなかった。ここは素通りしても良いだろう。ランチの場所にはなる。
「この標石は地球の磁場を測定するものです。大切にしてください。」ってなんですか?
そして、牧場を突っ切る道に出る。
ここからしばらく絶好の景色の中を歩く。牧場と浅間山、浅間隠山の連山もいい。MTBで走ったら、気持ちいいだろうな。
太平洋クラブ軽井沢リゾートゴルフ場の脇を通って、やがて出る車道を横切る。
ここからは牧場とはうって変わって森の道となる。初めのうちは、左側にしばらくモミ林が続く。そしてミズナラ主体の広葉樹林になる。
やがて、谷に近くなってくると、左側が絶壁になっているところがあるので注意。ミズナラの樹もかなり大きい。ここで湯川の支流の一つをえいやっと越えて、
湯川に漂うマイナスイオンに浸る。しかし足元はぬかるみなので上手に歩いて!
白糸ハイランドウェイに出て、右に5分ほど歩くと白糸の滝売店に到着。
今日は、バスが来るまで時間が無いので、白糸の滝には寄りません。バス待ちの間、このあと野生きのこを探しに行くための計画を立てることにします。