『こめらがいく!』 を読みました。
インタープリターMLで、白山の名物インタープリター、湯原敦子(ゆはらあつこ)さんの投稿記事に目がとまり、思わず氏の書き綴り集を購入してしまった。ゆはらさんは私と同じ、日本エコツーリズム協会の『このガイドさんに会いたい100人プロジェクト』の一人。
湯原敦子(ゆはらあつこ)〜このガイドさんに会いたい100人プロジェクト〜
http://www.ecotourism.gr.jp/guide100/17_006.html
わらすこいもむし舎〜白山ヒーリング★白山ネイチャーガイド〜
http://sun-happy.moe-nifty.com/kafua/
以前から湯原さんのメール投稿記事は特徴があって面白く、また地球に対して深い愛情を持っている方だと感じていた。今回のことで、ようやく個人的にも交流を持たせていただけることになり、とてもうれしい。
湯原さんは字がきれい。封筒には、ちょっとした植物の写真が。白山ならではの花だろうか。心遣い、おもてなしの心をを感じる。
中身は最初のうちは字が小さめで少し読みづらいが、後半は字が大きめになってくる。
こめらとは、
- カエルでいうと おたまじゃくし、
- ニワトリでいうと ひよこ、
- 人間でいうと こども、
そして、こめらとは只見の方言で“こども”のこと。子供のような純粋な心と好奇心を持て身の回りのできごとや、自然のことを見ていこうという内容になっています。
読んでいるうちに、どんどん湯原さんの世界に引きずり込まれていきます。私たちに今、必要なものは、彼女のように、起こりうる現象に屈託なく、ありのままに受け入れ、“いろんなものと共に生きる事”なのかもしれません。
以下が、私が思わず購入注文してしまった湯原さんのメール投稿文(一部抜粋)です。
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★★「ほんわか循環」とは?★★
「おだやかな、ほんわかした雰囲気を、日本に循環させよう」
ということを思いつきました。
本当は、これを思いついたのは、3月上旬。地震が起こる前でした。地震が起きたため、実施を延ばそうか考えていました。
しかし、こういう時こそ、ほんわかとした穏やかな雰囲気が大切に思え、
おもいきって、試してみます。
テレビの映像を見た私たちの「心配」「不安」「恐怖」「批判」のような意識は、
遠く離れた、地震に遭われた方々の意識にも伝わっていきます。
原子力発電所に関係する人々にも伝わっていきます。
そして「穏やか」「あたたかさ」「ほんわか」とした意識も、伝わっていきます。みなさんは、どちらの意識を伝えたいでしょうか。
この逆もあり、敏感な方は、地震に合われた方、原発の作業をしている方など
様々な感情を感じ取り、自分の感情だと思い受け取ってしまいます。
区別はつきにくいのですので、自分に何か感情が湧いてきましたら、
先ほどお話したように、「気づき」を入れていき、
深い意識まで到達する前に感情を流すことをおすすめします。
★★「ほんわか循環」どうやって?★★
●冊子を見て「ほんわか〜」気分に。この気分を循環させます。
●冊子とは・・・かつて、「たもかく」という冊子に、
「こめらがいく!」という記事を毎月書かせていただいていました。
(1997年秋〜2003年の約5年間掲載)
イラストと文章で、自然の暮らしの中で、感動したこと、探検したことなどを
おもしろおかしく、シリアスに、まとめています。
これらからいくつか抜粋して、手作り・ホチキスどめの簡単な一冊の冊子にしました。図鑑には載っていないような自然の生体験や、民俗的なこと、
ゆはら個人が考えていることなど、コミカルな文章(?)で、書き綴っています。
自然と関わりのある人と、共有したいな〜という思いも湧き立ち、冊子製作に至りました。
インタープリテーションにも使える(?)かも(????)
↓サンプル
http://sun-happy.moe-nifty.com/kafua/komera.html
●これを、ご希望の方に配布いたします。(送料無料)
そして、これを受けとって「ほんわか〜〜」気分に。(なってもらえると嬉しいです)
「おもしろかったな〜」という気分を、ぜひ、お知り合いの方にもご紹介ください。
そのお知り合いの方に、送付いたします。*内容が、マニアックなところもあるため、
今回は、地震にあわれた方へというよりも、
それ以外の方に合っているかもしれません。
【ほんわか循環の図】
わらすこいもむし舎
↓「ほんわか〜☆」
みなさん
↓「ほんわか〜☆」
わらすこいもむし舎
↓「ほんわか〜☆」
他のみなさん
↓「ほんわか〜☆」
…
●ドネーション(寄付)を受け付けています。
(これは、する・しない、まったくの自由です)
「ほんわか〜☆」の気分をお金にのせてーーーーーー。
今回は、いただいた寄付の半分を今回の震災の義援金とします。
もう半分を、「ほんわか循環」に使わせていただきます。
(インク代、紙代、次の人への送料など)
お振込み先は、冊子をお送りする際にお知らせします。
★★「こめらがいく!」おもしろそう。みてみたい!★★
●始めに、たいそうなことを書きましたが、
自然大好きなみなさんに、気楽に眺めていただけると嬉しいです。
●ご希望の方は、
①氏名 ②送付先住所 ③希望冊数
を、メールでお知らせください。8930kafua★mbe.nifty.com (★を@マークに変えてください)
●発送には、メールをいただいてから、数日かかります。
●特に、締切日を設けていません。
思い立ったが吉日で、いつでもご連絡ください。
ちょっと、試してみたくなった「ほんわか循環」。
みなさまからのメールをお待ちしています。
なお、
「たもかく」とは「只見木材加工協同組合」の略です。(福島県南会津郡只見町)
古本と森を交換する事業をしており、グリーンパスポートなどを作って都市と地方を結ぶ取り組みをしている、というと、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現在は「みんなの森協同組合」「たもかく株式会社」という名称です。
今回は、ここの代表である吉津耕一さんのご厚意も得て冊子を作らせていただきます。
たもかくHP http://www.tamokaku.com/
あはははははははははははは
わらすこいもむし舎
ゆはら あつこ
ははははははははははははあ!